年明けくらいから、突然のキアヌリーブスファンになりました。ふだん映画を観る人間ではなくなってしまったのと、 なにしろ主演作が多いので、まだまだ見れていない映画も多いのですが、タイミングよくジョンウィックの新作が公開されると知り、久しぶりに映画館へ行ってきました!映画の宣伝で、テレビで前2作も放送してくれたのがありがたかったです。
そんなわけで感想を書いてみようと思います。このページは、ジョンウィック1、2とパラベラム(3)のネタバレを含みます。ストーリーや結末は自分の目で映画館で確かめたい!というひとは、ブラウザバックでお願いします!
目次
ジョンウィック3観てきた感想!
ジョンウィック1と2を見て、複雑なストーリーなどなにもない、単純でスタイリッシュな暴力とアクションで構成されてる映画、という印象だったのですが、3はさらにその傾向に磨きがかかった感じでした。続々人が死んでいくシーンで構成されてるので、人によって好き嫌い分かれそうな印象です。
アクション映画に詳しいわけではないので、褒めてみても我ながら説得力がないなあ、と思いつつ、一つの映画に押し込まれたアクションシーンのバラエティの豊富さがすごくて、これまで見た映画の中でも群を抜くんじゃないかと思います!
ジョンウィック3のアクションシーン
2のラストが懸賞金を賭けられて1時間以内に逃げる、という場面で終わっていて、3はその直後の場面から始まっているので、映画の冒頭からアクションシーンが立て続けに出てきます。
図書館でのアクションでは本を利用して、馬小屋でのアクションでは馬を活用して、銃は所有していないので、やっつけた殺し屋の銃や弾を集めながら進んでいくシーンも健在です。
軍用犬を味方につけての銃撃戦、バイクで走りながらのアクション、防弾服とフルフェイスマスクで武装した集団との銃撃戦で、普通の弾丸で撃つだけではとどめがさせなかったり、アクションに慣れているひとも退屈しない、工夫とアイデアに溢れたアクションが続きます。
馬に敵を蹴飛ばさせたり、自分のファンだっていう敵に挑発されてベルトを使って戦ってみたりするあたりに、(映画の見せ方もあったと思うんですが)ジョンウィックのユーモアを感じました。ファンアンケートの質問にあった、ジョンウィックと自身の共通点は?的な質問に対して、キアヌリーブスの答えが「ある種のドライなユーモアセンスが共通しているかもしれない」みたいな内容だったのを思い出します。
先日、イギリスのグラハムノートンショーという、ライオンのごきげんよう的な番組に、ジョンウィックの宣伝でキアヌリーブスが出ていたのを見たのですが、スタントはやらないけど、アクションは自分でやってる、とのこと。こうも激しいバイオレンスだと、どこからスタント扱いになるのかよくわからないのですが、アクションシーン続きなので、うっとり眺めてたうちの大半がキアヌリーブスではなくスタントマンだった…ということはないようで一安心です。
ジョンウィックの奥さん生きてる説?
3で初登場した、ハルベリーが演じるソフィアですが、映画のなかでは語られていない、ジョンウィックとの過去のストーリーのあるキャラクターです。今はそばにいない娘を裏社会から隠すのにジョンウィックに手伝ってもらった、的な話だと思ったんですが、その娘がジョンウィックの死んだはずの奥さんなんじゃないか?というのがわたしの夫の推測です。
たしかにそういう見方のできる会話だったんですが、映画のストーリーとしては悪くないけど、ちょっと無理があるんじゃない?というのがわたしの感想。
そうするとジョンウィックは、奥さんがほんとうは生きていることを知っていないとおかしいし、それだと物語の辻褄が合わなくない?と思うのと、ソフィアの娘がジョンウィックの奥さんというのは、無理があるというほどではないけど若すぎるのでは??という感じがします。
図書館のシーンでチラッと出てきた写真もソフィアに似ている気がするって言うんですが、どうでしょうね?最初の映画を作ったときには、シリーズが続く予定ではなくて、後付でストーリーをこね回しているのかもしれませんね。
予定されてなかったシリーズ物のストーリーはそんなものだと思っているのと、そもそもジョンウィックはストーリー性はそこまで重視されてない映画だと思っているので、個人的には無理があるストーリー展開でも気になりません。あえていえば奥さんのヘレン役をわたしがやりたいので抜擢してほしい。役者経験は欠片もないただのひとだけど。
ジョンウィック3の結末と4への布石
2の結末をふまえて、3ではジョンウィックは死ぬんじゃないかと心配していたのですが、まったくそんなことはありませんでしたね!!!3の結末も2と同じような感じで、次回作の存在と内容を充分に想像させるものでした。
と思ったら、すでに4の制作と公開予定日が発表されてるんですね…!2021年5月21日だそうです。ジョンウィックの次回作、キアヌリーブスの今後の活躍ともに、期待が高まります。