海外旅行を控えているのに、インフルエンザに掛かってしまうことほど悲しいことはありません。
旅行直前で罹ってしまったら治すことに全力を注ぐべきですが、その他の風邪や病気と違って、周囲にも感染してしまうインフルエンザ。周りの人には申し訳ないけど、無理して飛行機乗っても良いのでしょうか?
このページでは、海外旅行直前にインフルエンザになってしまったら?について紹介します。
インフルエンザでも飛行機に乗れる?
JAL、ANAのサイトによると、両航空会社ともに、インフルエンザを含む学校保健安全法で出席の停止が定められている感染症に掛かっていて、出席停止期間の基準を過ぎていない人の搭乗は、原則禁止となっています。
出席停止期間と定められているのは、発症後5日、解熱後2日の間。
なので、インフルエンザになって飛行機に乗るには、発症後6日以上であり、解熱後3日以上経過している必要があります。
インフルエンザ解熱後でも飛行機には乗れないの?
では、予防接種を受けていたけど罹ってしまった場合などで、症状が軽くて熱も早くに引いたような場合でも、出席停止期間が過ぎないと飛行機には乗れないのでしょうか?
出席停止期間は、周りにインフルエンザをうつさないように、と注意深く決められている期間なので、この期間中ずっと感染力があるかというと必ずしもそうではなく、病院で感染力がなくなっていることを確認してもらえば、飛行機に乗れる可能性もあります。
診断書が必要になる場合もあるので、予約している航空会社に相談して必要な書類を揃えて持って行きましょう。
インフルエンザで飛行機に乗れない場合のキャンセル料は?
全力で治す努力をしても、旅行に間に合わないことは充分に考えられます。料金も全て払い済みなのに行かないと勿体無い!と思って強行しても体が辛いですし、周りに多大な迷惑を掛けることになってしまう可能性大。(涼しくて乾燥している飛行機内は、インフルエンザの菌が非常に好む環境です!)
ANAもJALも病気が理由で旅行をキャンセルしなければならない場合、医師の診断書を提出すれば払戻手数料、取消手数料なし、つまりキャンセル料なしで全額払い戻ししてくれます。
今回は潔くキャンセルして、次の機会にすっかり元気になってから旅行に行くほうが、自分も楽しめるし良心を痛めなくて済むので、無理はしないほうが良いですね。