年中花火大会があり、冬場ももれなく花火を打ち上げている街、熱海。
母親が熱海出身、祖父母も熱海に住んでいたこともあり、子供の頃から熱海の花火大会に親しんできたわたしにとって、冬の花火大会というのは当たり前なものだったので、全国ではそれなりに珍しいものだと知ったときには驚きました。
このページでは、そんなわたしの体験談を交えつつ、熱海の冬花火の楽しみ方を紹介します。
目次
熱海の花火大会の混雑状況
熱海の花火大会は、開催日数が多いので毎回そこまで混雑しない穴場的イベントで、冬花火も打ち上げ開始(20時20分)の一時間前に到着していれば、どこかしらに座って目立った障害物もなく見ることができます。
多少の人混みも、暑い夏場よりも苦痛にならないのが良いです。
寒い中、寄り添って見る花火は一段とロマンチックなので、野外でのアクティビティが少ない冬場のデートプランに困っているカップルにとくにおすすめです。
熱海の花火会場付近の駐車場は?車で行く場合には注意が必要
難点は会場近辺に駐車場が少ないことで、確実に駐車するには午後早い時間から確保するつもりでいないと、渋滞で動けない上駐車場も見つからないという残念な状況になりかねません。
駅から花火会場までは徒歩で10分程度と遠くないので、公共交通機関を使って行くのがベストですが、どうしても車で行きたい場合には函南、三島など周辺の市町村に駐車して電車で移動するか、駐車場のあるホテルや宿に泊まって花火大会にはバスやタクシーで行くほうがストレスなく移動できます。
残念ながら熱海の街自体渋滞に弱く、運良く駐車出来ても、帰りに渋滞にはまり身動きが取れなくなってしまう可能性も大。いつもなら10分くらいでできる祖父母宅から花火大会会場近辺の移動に、1時間強かかったことも、一度や二度ではありません。
熱海で花火を見るときのおすすめスポット
落ち着いて見るなら、花火が見える旅館やホテルを取る方法もありますが、熱海の花火を見るなら絶対野外のほうが満喫できます。
熱海の花火が特別なのはその音で、花火が上がるときのドン!という太鼓を叩いているような音が周囲の山に反響して迫力があり、本当にお腹の底に響きます。花火が終わった後も体の中で花火が響いている感覚がするくらいです。
なので、一番のおすすめはサンビーチの浜辺に寝っ転がって見上げること!
1時間半くらい前からタオル等広げて場所を確保して、ゴロンと寝っ転がって見上げると、花火が落ちてくるように見えて迫力満点で、熱海育ちの母に連れて行ってもらったときもいつもビーチに寝っ転がって見ました。
防寒対策は忘れずに
冬場の海沿いで、しかも夜はかなり冷えます。風があったりするとそれこそ凍えます。コートやブーツを着込んで暖かい格好をするのはもちろん、ホッカイロ、魔法瓶に暑い飲み物を入れていく、手袋、耳あてなどがあるとじっと打ち上げを待つ時間もしのげます。
防寒対策だけは忘れずに、ぜひ冬の花火大会を楽しんでください。