内定者を忘年会に招待する会社は意外と多いようです。
内定者からすると億劫なので、出来ることなら行きたくない…というのが本音ではないかと思われますが、来春から働くことになる会社ですので、上司や先輩方に顔を覚えてもらうために、他の用事より優先してでも出席するべき!ほかの内定者は出席したのに自分だけ行かなかったため、すでに他の人達だけ顔見知りになっている…というのも居心地悪いですよね。
しかし、ホテルでの忘年会に参加したことなんてないし、ましてや内定先の集まり、一体何を着て行ったら良いんでしょうか?
内定先の忘年会に出席するときの服装は?
案内状に特別記載がない限り、面接のときと同じリクルートスーツか、それに準ずるスーツとブラウスで行くのが一般的です。仮にカジュアル指定になっていても、ブラウスを少し遊びのあるものに変えるくらいで、やはりスーツで行くのが無難です。
心配であれば担当の方に「このような集まりに出席するのが始めてで基準がわからないのですが、面接の時と同じ服装で構いませんか?」と問い合わせてみましょう。毎年のことですので、担当者のほうも聞かれることに慣れていますので、あまり恐縮しなくて大丈夫ですよ。
また、内定が決まってから働き始めるまで、最後の機会だと思って髪を派手に染めていたり、クリスマス、パーティーシーズンで凝ったネイルを施している場合には、やはり面接時と同じくらいに落ち着いた感じにしていくことを忘れないようにしましょう。
もし忘年会が会社全体などの公式なものではない場合や、一部のグループだけで居酒屋などで行われる場合には、もう少し力を抜いていっても良いかもしれません。
内定先の忘年会で自己紹介をする場合
お酒の入っている場なので、そこまで堅苦しくなくても大丈夫ですし、女性であれば頑張ってウケを狙う必要もありません。
内定先だからといって特別なことはなく、名前、出身校、出身地から始まり、趣味、持っている資格(珍しいものだと特に良し)、卒論のテーマ、バイト、好きな芸能人などについて話しましょう。
特別目立ちたいようでしたら、志望の同期、入社してどんなふうになりたいかや将来の夢を加えると良いでしょう。
逆に、避けるべきなのは下ネタなど不快感を与える可能性のある内容や、ギャンブルやゲームや漫画に関する話で、人を選ぶ趣味の話は、自分からは振らないよう気をつけましょう。
内定先の忘年会ではお酌はして回るべき?
内定者の立場でしたら、乾杯してすぐに社長のところへ行かなければ!など慌てる必要はありませんが、完全にリラックスして、食べることに集中しても良いかというとそれも違います。
周りの人のグラスに気をつけておいて、終わりそうだったら注ぎ足すようにし、頃合いを見て周囲の社員さんや担当の人に社長や上司のところへ挨拶に行ったほうが良いか質問すれば、必要があれば取り持ってくれます。
入社前の社員に対して、会社もそこまで高度なことを期待してはいませんので、笑顔を絶やさない、周りの話を聞く、挨拶をするという基本ができれば大丈夫です。緊張しすぎて飲み過ぎ、完全に酔っ払ってしまうことだけは気をつけてくださいね!