半年前からコツコツ準備をしてきて、最高の一日を過ごせた結婚式が終わり、幸せな新生活を始めたものの、頭の隅から離れないのが1週間前になってドタキャンをしてきた友人。
招待状は2ヶ月近く前に発送して直ぐに出席の返事をもらっていたのに、妊娠中でつわりが辛いから行けそうにない、直前で申し訳ないけど欠席します、とメールを送ってきて、ただでさえ忙しい時期にキャンセル作業に追われ、迷惑をかけられました。
ご祝儀は送ってきたし当日も祝電を送ってくれ、謝罪の気持ちは分かるのだけど、彼女の結婚式には出席したし会えるのを楽しみにしていたのに、つわりくらいだったら来て欲しかった!と怒りを覚えてはいませんか?
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結婚式をドタキャンした友人と絶縁したい!
ご祝儀の額、ドタキャン、服装、招待状の返事の遅さなど、結婚式の対応によってその後の人間関係が変わってしまうことは、良くも悪くも頻繁にあることです。
とくに結婚式のドタキャンについては最大のタブーと考えている人も多く、出席の返事をしたなら這ってでも行くべき!という迷信を本気にしている人もいます。
しかし、普通の飲み会のキャンセルをするような理由でドタキャンしてきたならともかく、突然の状況の変化は避けられないもの。直前になっての欠席は座席表や席の調節などで迷惑をすることも多いですが、新郎新婦にとって十分あり得ることとして覚悟しておくことでもあります。
結婚式ドタキャンの理由としてつわりが酷いって常識的?
つわりの酷さは個人差があり、ひどい人は本当に酷いです。食べ物を見るのもきついし、そもそも長時間椅子に座っているのも我慢できません。おめでたい場で周りに気を使って笑顔を振り向くことなんてできないし、会場で気持ち悪くなって嘔吐してしまった日には目も当てられません。
結婚式が終わるまで妊娠するのを待ってくれればよかったのに、と考えたくなるのも分かりますが、子供は授かりものですし、夫婦の人生計画であなたのことを優先して考えて欲しい、というのはちょっと傲慢ですよね。
妊娠中の体調管理は最優先するべきことです。逆に無理をして出席して気分の悪い顔をして席に座っていたり、お腹の赤ちゃんに何か起こってしまうほうが非常識です。
結婚式をドタキャンしてくる場合の相手のマナーは?
とはいえ、ドタキャンをしてきた後の対応も重要です。とくに1週間前だとキャンセル料が発生する会場も多いので、その場合はご祝儀の全額(友人の場合の相場は3万円)を事前に直接渡すか、郵送するのがマナーです。キャンセル料がかからない時期の場合は1万円のご祝儀が多いですね。
また、とくに気を使ってくれる人は、当日会場に祝電を送ってくれる人もいます。
結婚式をドタキャンした友人にご祝儀を頂いたらお返しを送りましょう
ドタキャンしてきたとはいえご祝儀を頂いたら、式場で渡すはずだった引き出物と引き菓子をお返しに送りましょう。
よくお返しは3割から半額が相場、と言われますが、これはキャンセルした人のキャンセル料がかからなかった場合。なので、3万円のご祝儀を頂いていても5000円程度のお返しで大丈夫です。
ドタキャンされたことの愚痴を共通の友人にする場合には気をつけて!
怒りが収まらないことで共通の友人に愚痴りたくなる気持ちは分かりますが、つわりでの欠席は仕方のなかったことですし、それなりの対応をしていただいたのに怒りに任せて悪口を言いふらすのは、あなた自身の人間性を疑われかねません。
どうしても何か言わないと気がすまない場合には、直線にキャンセルされてどんなに大変だったか、という事実に止め、ドタキャンした友人に対してはしっかりとお祝いを頂いて感謝していることを付け足すのも忘れないようにしましょうね。