
ホテルや結婚式場で挙げる大掛かりな結婚式の人気は相変わらずですが、あんまり派手にやるのは恥ずかしい、そんなに人数が集まらないからお金が掛かりすぎてしまう、親族と本当に仲の良い友人だけでカジュアルな式を挙げたい、ご祝儀で半強制的に3万円強いただくのが申し訳ない…などの理由で、レストランでの結婚式を選ぶ人が増えています。
わたし自身もまさにそうで、2013年に地元のレストランで結婚式を挙げました。このページでは、私の経験に基づき、レストランで式を挙げる時のメリットとデメリット、どれくらいお金がかかるのかなどを紹介します。
目次
結婚式をレストランでやるメリット
なんといっても、ホテルや式場で挙げる結婚式に比べ、融通が利く部分が多いのが魅力です。ウェディングドレスやカメラマン、司会、ヘアメイク、フラワーなど、式場だと外部のサービスが使えず、どうしてもお金が掛かってしまう部分を自分で決められるので、必要な部分に納得の行く金額を支払うことが出来るのが良いです。
わたしの使ったレストランの場合、フラワーだけは指定のお花屋さんがありましたが、司会は友人にお願いし、カメラマンはゲストの撮った写真をあとでもらったので、それだけでもかなり節約できました。
また、式場で式をあげる場合、ご祝儀制であることが前提で話が進みます。結婚式貧乏な友人に更に負担を掛けたくなかったので、会費制で式を挙げられたのも良かったです。
結婚式をレストランでやるデメリット
結婚式ができるレストランには大きく分けて2種類あって、結婚式を挙げることがメインの業務であるレストラン(小型の結婚式場みたいな感じ)と、あくまで普段はレストランで、必要があれば貸し切りで結婚式も行っているレストランです。
費用を抑えたい場合におすすめなのは後者のレストランですが、その場合結婚式を挙げることに慣れていなかったり、設備が整っていなかったりするので、控室がない、もしくは不便だったり、待合室がなかったり、サービスの質が劣ったりすることはあります。
とくにお色直しをお考えの場合、レストランによっては着替える場所がなかったりで、理想のレストランが中々見つけられないかもしれませんね。結婚式に大きな理想を抱いていて、ちょっとしたトラブルやもたつきを楽しめない場合には、結婚式に慣れているレストランを探しましょう。
結婚式をレストランでやるとやっぱり安い?
費用を抑えようとすれば、どこまでも安くできるのもレストランで式を挙げるメリットです。
どこまで安く出来るかはレストランによってかなり差があり、わたしが見積もりをもらった中で一番安かったのは、会場使用料(借り切り料)なしでバイキングでの食事提供のところでした。
結婚式向けに運営されているレストランは割高で、各部屋の使用料がきっちり掛かってくるので、下手に色々やろうとおもうと式場で行うくらいの値段になり得ます。
わたしのレストラン結婚式に掛かった費用
フレンチコース 1人8190円+飲み物(飲み放題のないレストランでした)
乾杯用シャンパン 1本8925円
ウェディングケーキ 31500円
会場費 52500円
挙式(ガーデン)使用料 31500円
介添え 13650円
音響 10500円
引き出物 1人2100円
ペーパーバック 1人315円
ブーケ+ブートニア 15750円
ケーキ台と宣誓台のお花兼用 12600円
…で、レストランとの間にブライダルプランナーが入っていたので、プラニング料金の36750円も掛かっています。
見積もりの内約を確認してみての感想
自分でいらないものを削っていてびっくりしたんですが、思い切って削れる部分て想像以上に多いです。ドレス、タキシードは持ち込み、お色直しなし、ヘアメイクや着付けも自宅で済ませたので、控室、ヘアメイク、着付け等で軽く10万くらい節約できました。
タキシードの着付けで5000円の見積もりだったのですが、一体何をするのに掛かる金額なのか全く謎です。(ウェディングドレスの着付け料金は4万2千円!後ろ閉めてもらえればそれで済むのに!)
介添えと音響もなしにしたかったんですが、レストラン側の都合で断られました。
これで会費1万2千円でやらせてもらったので、衣装代以外はほぼプラマイゼロで結婚式を挙げられました。会費で式を挙げても親族でお祝いをくださる人もいたので、結局ドレス代もまかなえた感じです。
結婚後こそ色々お金がかかるので、結婚式にあまりお金を掛けたくないカップルにはレストラン式、おすすめです!