10月になるとあちこちでハロウィン商品を見かけたり、日本でもすっかりハロウィンが定着しましたね!
ハロウィンの挨拶の定番といえば、トリックオアトリート!ですが、実際に言われてみると、なんて返すのが正しいのか分からなくて困ってしまう、なんてことはありませんか?
トリックオアトリート!と言い返せばいいの?このページでは、ハロウィン発祥の地アメリカでの返し方と、日本での一般的な返事について紹介します!
目次
トリックオアトリートと言われたら?
ハロウィン当日になるとあちこちで見かける仮装しているグループや、仮装はしていなくても、学校や職場で友だちや同僚に、トリックオアトリート!と言われることがまれにあります。
言われたら、いたずらをされないためにお菓子をあげるのが定番なのかと思いきや、たんに挨拶として使っている人も多いですよね。
クリスマスにメリークリスマス!と言われたらメリークリスマス!と返すように、トリックオアトリート!と返せば良いのかと思っていたらそうでもないようで、困ってしまいます。
トリックオアトリートの意味とは
まず、予備知識として、トリックオアトリートの意味を復習してみましょう。
トリックオアトリートを直訳すると、トリックには「いたずら、冗談、わるさ」トリートには「楽しみ、良いもの」などという意味があります。
ご褒美やちょっとした楽しみで食べるお菓子のことをトリート、と言うのも一般的で、トリックオアトリート、は、「いたずら、もしくは、(お菓子などの)良いもの」という意味になります。
日本語では、「お菓子をくれないといたずらするぞ!」と意訳されることが多いですね。
意味としては、いたずらか、わたしにお菓子をくれるか、選んで?という感じなので、すっきりしてて分かりやすい意訳だと思います。
トリックオアトリートの返しはアメリカでは?
さて、ハロウィンの本場といえばアメリカです。
アメリカで「トリックオアトリート!」を使うのは主に子どもたち。ハロウィンの日に仮装をして、お菓子を求めて近所の家のドアをノックして、トリックオアトリート!と声をかけて回ります。
それに答えるのは住民ですが、ドアを開けるときの第一声として一般的なのは、「ハッピーハロウィン!」
子どものイベントとしてハロウィンが定着しているアメリカでは、ハロウィンには子どもたちにあげる用のお菓子をストックしているので、はい、どうぞ、とお菓子を差し出します。
トリックオアトリートの返事は日本だと?
それでは日本ではどうでしょうか?日本でもアメリカを見本にして、ハッピーハロウィン!と返すのが正しい、とされています。
意味としては、それこそクリスマスに言うメリークリスマス!と同じ感じで、ハロウィンの日に言うこんにちは、くらいのもので、深い意味はありません。
知り合いやハロウィンパーティなどでハッピーハロウィン!と言ったあとには、相手の仮装や、普段ハロウィンではどんなことをしているのかなどの会話を続けるのが自然で良いですね。
大人がいう場合には挨拶の意味合いが強い「トリック・オア・トリート」ですが、子供相手の場合、お菓子が欲しくてやってくる場合も多いです。もし言われた場合にサッとあげられるように、ハロウィン当日には、個別包装になっているお菓子をカバンに忍ばせておくと喜んでもらえます。