七五三の着物のレンタルや写真スタジオのチラシがずいぶん早く届くけど、着物もそんなに早くから買わないといけないの?七五三の着物を買うのにいいタイミングはいつ?購入とレンタルで迷っているけど、どっちのほうがいい?
このページでは、子どもの初めての七五三で悩みやすい、着物を用意するタイミングについて紹介します!
目次
七五三の着物いつ買う?
七五三で着せる着物、せっかくだから、種類が豊富な時期に、いろいろ見てお気に入りを選びたいですよね。
大きな百貨店や呉服屋では年中七五三用の着物を売っているところもありますが、多くのお店では6月頃から扱い始めることが多いです。しかし、百貨店や呉服屋で主に店頭に並ぶのは、どうしても季節を意識した商品が中心になります。なので、七五三の着物が本格的に並び始めるのは、浴衣シーズンが一段落つくお盆時期なお店が多いですね。
また、七五三の着物の買い物には祖父母が関わっている家族も多いので、そういう意味でも、帰省時期であるお盆のころが一番種類は豊富です。
ただ、七五三商品でお店が忙しい時期でもあるので、知識な豊富な店員が忙しくて納得行くまで相談できなかったり、人気の商品は既に売り切れてしまうこともあります。しっかりお気に入りを選びたい場合には、6月頃から着物をチェックし始めて、好みのスタイルを選んだり、子どもに似合う色をチェックしたりし始めるのがおすすめです。
七五三の着物は購入する?レンタルする?それぞれのメリットとは
すぐに大きくなってしまう子どもが一回着るために良い着物を購入するのは、ちょっと躊躇われる…という人も多いと思います。しかし、あんまり安くてテカテカペラペラした安物を着せるのも可哀想ですよね。
七五三の着物を購入する、もしくはレンタルするメリット、デメリットはどんな感じなのか確認して、予算と都合に合うほうを利用しましょう。
七五三の着物を購入する場合
購入したときの一番のメリットは、お参りする日を柔軟に選ぶことができる点です。着付けやヘアアレンジなどで予約は必要になりますが、子どもの体調が悪くかったり、天候がすぐれない場合には、比較的簡単に別の日に予約し直すことができます。
お正月やひな祭りに着せたり、同性の兄妹がいる場合、同じ着物を着回すことができます。丁寧に保存しておけば、子どもの子どもに使ってもらうこともできるかもしれません。一回以上着る機会があれば、購入への心のハードルが下がりますよね。
最大のデメリットは、何度も使わない着物を保存するのに、収納スペースが必要になることです。子ども関係の品物はこれからどんどん増えていくので、できるだけ最低限に抑えておきたいですね。
また、購入するお店によっては、着付けが含まれていないこともあります。自分で着付けられない場合、別途着付けを手配する必要があります。
七五三の着物をレンタルする場合
レンタルのメリットは、質の良い着物を着せたい場合、購入するよりもはるかに安く借りることができる点です。着付け、小物のレンタルも含まれていることが多く、写真撮影やヘアメイクもセットになっている場合もあるので、あまり拘りがなく、できるだけ費用を抑えてやりたい場合にはレンタルがおすすめです。
当日が終わったあとで、クリーニングに出したり収納スペースの心配をする必要がないのも手軽ですね。
デメリットは、まず派手に汚さないように気をつける心配があること。天気の悪い日でも変更ができないので、泥が跳ねたりしないようにストレスに感じるかもしれません。
また、着物の数に限りがあるので、理想通りの着物がなかったり、希望の日に予約することができなかったりするので、ある程度妥協できないともやもやしてしまいます。
七五三の着物は三歳と七歳で同じものを使える?
大きめのサイズを購入すれば、三歳と七歳(数え年で六歳)で同じ着物を着せられたら、経済的に助かるなー、と思いますよね。
三歳から六歳もしくは七歳では、体がぐんと大きくなりますが、無理すれば着せられないことはないです。ただ、どちらの場合も中途半端になってしまい、三歳では大きな着物を無理やり着ている感が強くズルズルな印象に、七歳では丈も袖も短く、つんつるてんな印象になってしまいます。
また、三歳と七歳の着物は、体の大きさに合わせて作りが違っているので、思い入れのある着物なので2回使いたい、という場合でもない限り、別々の着物を用意することをおすすめします。