イギリスでホームステイをした家で猫を飼っており、あるときその猫がノミをつけてきて、ノミに刺されて物凄い痒みにやられたことがあります。
完全に室内飼いでも、出入りする人間などがノミを付けて帰宅してしまい発生することもあるくらいなので、猫を飼っていると避けられないノミ問題。
蚊に刺されたのとは様子が違うのに痒い、これってノミ?というときに、猫にも人間にも出来ることを紹介します。
目次
これってノミが猫についたのに刺された症状?
一概に痒いといっても、初めてだと蚊に刺されたのかノミに刺されたのか、見分けがつきませんよね。
ノミに刺された場合の特徴は、刺された場所が膝下に集中していて、尚且つ一箇所だけでなく一気に複数の場所をやられることで、わたしもまさにその症状で、膝下を20箇所くらいまんべんなく刺されました。膝下以外には、肘下なども好んで刺してきます。
また、ノミに刺されたときの痒みは蚊に刺された時よりも強烈で、刺された直後ではなく、刺されて数時間後から発症します。なので、あれ?痒い?と思った時には、ノミはすでに移動していて、近くにはいない可能性が高いです。
基本的には、上記のように刺された場所が痒くて赤くブツブツなる程度ですが、体質やアレルギーの関係や刺される量によっては、まれに刺された部分が腫れる、微熱が出る、という場合もあります。
ノミに刺されたら薬は何を使えばいい?
そして残念ながら、一度ノミに刺されると最低でも1週間、ひどいと一ヶ月くらい痒みが続きます。掻きむしると痕になってしまうので、皮膚科で強めの痒み止めの塗り薬か、飲み薬を処方してもらいましょう。
市販の蚊に刺されたとき用の痒み止め程度では、気休めにしかなりません。それより、蒸しタオルなどで温め、上から痒み止めパッチや絆創膏などを貼って掻くのを防ぐほうが効果的です。
猫についたノミ対策はどうすればいい?
基本的にノミは動物に寄生しているので、ペットのノミ対策をすれば解決する場合がほとんどです。
動物病院でノミ対策の薬を付けてもらってもいいですが、一回付ければ永久に大丈夫なものでもないので、場合によっては毎月通わなければならなくて非経済的。
なので、猫のノミ対策にはフロントラインプラスを使っている人が多いですね。室内外なら夏場だけ、外にもでかけている場合は年中、毎月一回投与してあげましょう。
猫についたノミを取るにはお風呂に入れるのが効果的?
フロントラインプラスを使う前にノミ取りシャンプーで全体を洗ってあげ、シャンプーを流すときに湯船に出来るだけ長くつけていると、ノミが溺れて死ぬので更に効果的です。
できれば10分くらいお風呂に浸かっててくれると良いんですが、流石にそんなにじっとしててはくれないんですよね…!全くお風呂が好きじゃない子もいますし、その場合でもちゃんとシャンプーするだけでもかなり違います。