傘を置き忘れやすい場所といえば、コンビニと電車ですよね。コンビニの場合すぐに取りに戻れるので高確率で手元に戻ってきますが、一度降りてしまった電車に置き忘れた傘を回収するのは至難の業です。
100均のビニール傘なら諦められるけど、良い傘だったり思い出のある傘だったら?このページでは、電車に傘を忘れたらどうすれば良いかを紹介します。
電車に傘を忘れたら見つかる?
電車に置き忘れた傘が見つかる可能性は100パーセントではありませんが、途中で盗まれずに終点まで残っていれば一定期間保管され、保管期間が過ぎた後は警察署へ移動します。保存期間は駅によって異なりますが、2~3日であることが多いです。
降りた駅(置き忘れた駅)が終点で、特徴のある傘の場合は見つかりやすいですね。
置き忘れた電車の時刻や社号、電車番号、路線が分かると探してもらいやすいので、忘れ物に気づいた時点で、最低限何時に何処発の電車に乗ったのかだけは控えておきたいですね。
電車に忘れた傘の行方は?
電車や駅での忘れ物は、最寄りの取りまとめ駅で保存されます。ですので、降りた直後に気がついた場合にはその場で駅員さんに傘を置き忘れたことを話せばよいですが、時間が経ってから気づいた場合は取りまとめ駅に問い合わせてみましょう。
取りまとめ駅を調べるには、こちらの警視庁のサイトが便利です。保存期間を過ぎても持ち主に回収されない荷物は警察署へ移されますが、提出先の警察署も一緒に紹介されています。
駅で保管されている間に見つかった傘を取りに行く場合、原則的に傘が保管されている駅まで取りに行く必要があります。まれに最寄り駅まで運んでくれることもあるようですので、駄目元でどこどこの駅まで運んでもらいたいことを伝えてみるのはありです。ただし、断られても担当者に文句を言ったりせずに、無事に見つかったお礼を言いましょうね。
電車に傘を置き忘れない対策
電車に乗り、座って安心して傘を手放すのが傘を忘れる第一歩ですので、手放さずに持っているのが一番です。
とはいっても数駅ならともかく長距離の間にずっと傘を握っているのも疲れるので、傘の柄に紐やゴムを括りつけて、それを腕に通して体から離さないようにするのが確実です。輪っかを大きめにすれば、手すりなどに掛けつつ手首にも届くので、かっこ良くはありませんが忘れずにすみますよ。
傘と結びつける先は、バックなど忘れにくい手荷物でも良いです。
また、まだ傘が濡れていない場合には、座ったときに手すりなどに掛けずに足の間に挟んでおくのも効果的です。立っているときにはズボンのポケットに傘の柄を引っ掛けておく、という手もあります。
体から話して視界から消えるのが楽ですが、忘れやすいことも覚えておきましょう。手すりに引っ掛けたり角に立てかけておき、移動中に寝たりした日には高確率で置き忘れるので、電車の中では寝る!という人は体から離さずにするべきですね。