栄養価の高さと、クリーミーな美味しさで注目を集めているアボカド。一人暮らしだと一気に全部食べられずに半分残しておく、というのはあるあるです。
半分に切ったアボカドはすぐに変色してしまうけど、翌日以降に使いたい場合にはどうやって保存すれば良いのでしょうか?もし変色してしまったら食べられるの?このページでは、切った後のアボカドを長持ちさせる保存方法を紹介します。
目次
アボカドの保存は切った後だと?
なぜアボカドが変色するかというと、アボカドに含まれているポリフェノールが酸素に反応するからで、りんごと同じ現象です。変色したものを食べても体に害があるわけではありませんが、見た目が悪いと食欲がそそられないし、味も劣るような気がしますよね。
なのでアボカドを切ったら、半分は食べないことが分かっているのなら、なるべく早く保存する準備をしてしまうのが肝心です。
大切なのは空気に触れさせないことなので、すぐにラップで包んで、密封容器やジップロックに入れてしましょう。
空気に触れさせないのが大切ですが、一手間加えることで更にきれいな状態で保存することができます。具体的には、
- アボカドの表面にオリーブオイル、レモン汁を塗るか、切った玉ねぎと一緒に保存する
- アボカドの種を一緒に保存する
- 冷蔵庫で保存する
の3つです。ひとつずつ紹介していきます。
アボカドの保存方法で変色しないのは?
アボカドの切った表面にオリーブオイルかレモン汁を塗ると、アボカドが酸化することを防止してくれます。
どちらも効果は似たり寄ったりなので、どちらの方法でも良いです。残りの半分のアボカドの使用方法に合わせて使い分けてください。
もしくは、アボカドを保存する容器の底にザク切りにした玉ねぎを大さじ一杯くらい一緒にいれ、アボカドをその上に乗せて保存しても、同等の効果が期待できます。
このとき、アボカドの切った表面は玉ねぎに触れている必要はありません。味が付いてしまわないように、アボカドの皮の方を下にして容器に入れましょう。
アボカドを保存するときに種はどうする?
アボカドを半分に切って開けると片方に種が付いたままになりますが、種の付いた方を保存用にしてください。種が付いたままになっている部分は空気に触れることがないので、変色しないで保存できます。
中心のごく一部だと思いがちですが、意外と面積が広いので侮れません。
アボカドの保存は切った後なら常温OR冷蔵庫?
アボカドが食べるのに理想的な状態(柔らかさ)になっているのなら、絶対に冷蔵庫で保存するべきです。切る前のアボカドも、食べごろになったら冷蔵庫での保存をおすすめします。
アボカドは冷蔵庫に入れると成熟するプロセスが停止するので、新鮮なまま日持ちさせることができます。
アボカドは半分に切った場合の保存は何日OK?
どんなに手をつくしても、1日すると酸化が始まって徐々に変色してしまいます。翌日食べるぶんには気にならない程度ですが、それ以上保存すると変色が目立ってくるので、食べるときに変色した部分を切り落としてしまうのが良いでしょう。
多少の変色が気にならないようでしたら、切ったときのアボカドの状態にも寄りますが、オリーブオイルかレモン汁を塗った種つきのアボカドを密封容器で保存して最大で5日持ちます。
アボカドをたくさん消費したいときのレシピ
熟して食べごろのアボカドがたくさんある場合、我が家でよく作るのは、メキシコなど南アメリカで有名なグアカモーレです!アボカドベースのディップで、作り方は国や好みによって差がありますが、簡単なものなら家にある材料で作れてしまいます。
作り方は簡単!潰したアボカドに、レモンもしくはライム汁、塩コショウを混ぜるだけ。好みでガーリックパウダー、刻んだトマト、パクチー、刻んだ赤玉ねぎなどを加えても美味しいです。
コーンチップスやクラッカーと一緒にそのまま食べるのもよし、チリコンカンやナチョスなどのメキシコ料理に添えても美味しいのでおすすめです!沖縄発のタコライスと一緒に食べてもいいですね。
レモン汁(ライム汁)が入っているので、ラップをして1日程度でしたら冷蔵庫で保存することもできます。