シーズンになるといろいろな食べ方を試したくなるのが栗。オーブンで焼くと、茹でたときとはまた違ったふっくらとした風味が楽しめるので、ぜひ試してみてほしい食べ方です。
このページでは、安全に栗を焼く方法を紹介しています。
目次
栗を焼く方法オーブン編
こちらオーストラリア、南半球なので日本とは季節が真逆で、4月は暦の上では秋に当たります。先週ころから八百屋に栗が並び始めたので、久しぶりに食べたくなって購入してみました。
栗ご飯が好きなのですが、作るのがめんどくさい印象があるのと、現在炭水化物をなるべく取らない自分に甘めのダイエット中なので、その他の食べ方を模索。オーブンがきれいになったので、焼いてみることにしました。
オーブンで焼いたら夏祭りとかで売ってるような甘栗にならないかなー、と思いつつ、焼き方を検索。イギリス在住のCosyさんのブログ記事、オーブンで焼き栗を参考にしました。
栗をオーブンで焼く前の下準備
食べるときには皮は剥くんだし、洗う必要はないのでは??と思ったのですが、</>栗をボールに入れて水を張ってみると、泥遊びしたあとで手洗いしたみたいな感じに水が汚れてびっくりしました!これはしっかり洗わないと食べるときに手が真っ黒になってしまう…、と危機感を感じ、流水でたわしでこすって丁寧に洗いました。
そうしている間にケトルで熱湯を沸かして、きれいに洗った栗になみなみ注いでたっぷり10分ほど放置します。
栗を焼くときに爆発させない方法
栗をそのままオーブンに入れると、皮の中身が膨張して爆発し、オーブン内がたいへんなことになってしまうことがあります。せっかくきれいに掃除したばかりなのに、あっちこっち栗だらけになったら泣くに泣けないので、ちょっと手間ですが皮に穴を開けて爆発防止にします。
この下の色が違ってる部分にそって、1~2センチ程度の切り込みを入れます。逆側にも同じ切り込みを入れて、2箇所で安心。
熱湯に栗をつけているので鬼皮が柔らかくなっていて、小さなナイフでも簡単に切り込めます。この作業を始めるまえに、オーブンを180度に予熱し始めました。
栗を焼く時間はどれくらい?
栗の状態によって異なりますが、30分から40分で焼き上がります。
この記事を書くにあたって2度栗をオーブンで焼いたのですが、2度目に焼いた栗は小さめで、日本のお祭りで売っているようなサイズ、最初に焼いたほうは大きくて、その倍くらいの大きさでした。
1回目の栗は40分、二回目の栗は35分焼きましたが、どちらもしっかり焼けてましたよー!どちらも試しにひとつ食べてみたんですが、ものすっっっっごく熱いので、焼き立ての栗に触るときには十分注意してください。
大きい栗と小さい栗の食べ比べ感想
大きさによって味覚がけっこう違ったので、自分用の覚書に記録しておきます。
大きい栗のほうが皮を剥くのが簡単で、親指と人差指で皮を押すとつるん♪と渋皮まできれいに剥けました。栗の形のまま口に入れられるのは満足度高いです。焼き立てももちろん美味しかったんですが、冷めたときのほうがしっかり栗の味がしました。
小さい栗は渋皮にがっちり埋まっていて、きれいに剥くことが出来なかったので、ほとんどティースプーンでほじくりました。焼き立てのときに食べると甘くてほくほくでとにかく美味しい!小さいぶん大きい栗より味が凝縮されてるのかな、と思いました。もちろん冷めてもおいしく食べられます。
栗は腹持ちするので、まさにダイエットにちょうどいい感じです。それにしても、西洋人はそこまで栗に惹かれないんですかね?Cosyさんも書いていますが、うちの夫(オーストラリア)もあまり栗に良い印象がないようで、剥いてあげても一個味見するだけでふうんって感じでした。こんなにおいしいのに。