海外のキッチンで忙しい女性の友達といえばオーブン。塩コショウした肉と適当に切った野菜を入れておくだけで美味しく仕上げてくれる、魔法のような道具ですが、掃除となると話は別。
丸洗いできないし、へんな位置にあるので掃除するのに腰が痛くなるし、なんで自動清掃機能がついてないの!??と嘆いている人も多いのではないでしょうか?
このページでは、自動清掃機能が付いていないことを5年間嘆き続け、頑固な汚れを蓄えてしまったオーブンを簡単にきれいにした掃除方法を紹介します。
目次
海外オーブンの掃除を決行しました
臭いものには蓋、ではありませんが、扉を締めてしまえば外からは汚れの見えにくいオーブン。オーブン掃除は体勢的にも気分的にもどうにもとっつきにくくて、放置に放置、明日やればいいやを延々と続け、気がつけば5年も放置してしまいました。
あまりに衛生的にどうなの?という感じなので、義両親なんてもってのほか、実の親にも気心のしれている友達にも言えませんが、現在の住居に引っ越してきてから5年、一度も掃除しなかったオーブン。
あまり使わなかった、といえばそうではなく、ローストするだけで美味しく食べられる手軽さから、鳥でも豚でもオーブンに突っ込み、週に一度は使ってきたので、さすがにやばいのでは?と思いたち、昨晩思い立ってようやくきれいになりました。
オーブン掃除して頑固なこびりつき油汚れが簡単にきれいになりました!
油汚れを掃除するときの強い味方といえば重曹ですが、5年掃除をさぼり続けたオーブンにも、驚きの効果を発揮してくれました!
用意するのは重曹、水、オーブン内をこするための古布やスポンジだけ!
わたしは素材が伸びて着なくなった古いTシャツをリサイクルしました。これはわたしがさぼり続けたからかもしれませんが、ものすっごく汚くなるので、掃除したらそのまま捨てられるものを使うのがおすすめです。
オーブン掃除を実質重曹だけでやる方法
まず、コップ半分くらいの重曹に、水っぽくならない程度の水を入れてよく混ぜ、ペースト状になったものを作ります。作った重曹ペーストを、ラックを外したオーブンの中の火がつく部分を避けまんべんなく付着させます。
わたしは大判の布を使ったのですが、ペーストの水分をどんどん吸い取ってしまってだいぶ無駄にしてしまったので、布を使う際には小さいサイズにすると良いのではないかと思います。キッチンペーパーとかで伸ばすのが良い気がしました。
しっかり伸ばしたら、そのまままる一晩放置させます。最低でも12時間、しっかり重曹に浸け置くと、オーブン内の重曹を拭き取る程度の力加減で、するするきれいになっていきます!
この時点でオーブン内は大げさにいえば新品同様な状態だったのですが、扉についたガラス部分だけは手強くて、二晩連続で掃除を決行。古布でこするだけでは心もとなかったので、ナイロンたわしでゴシゴシしたら油汚れひとつなくなりました!まるで魔法。
ナイロンたわしとは、スポンジのごわごわしたほうだけの薄いやつです。ピンポイントで力を入れやすいので、擦り落とすのに非常に優秀、お風呂掃除とかでも重宝します。
こちら清掃後です。さすがにビフォーは汚いを通り越してグロい、…というより勇気がなくてしっかり確認できなかったので、写真撮らず…
奥の方はサボってますね。でも下のところと側面はピカピカなんです!あとガラス部分。
しつこい油汚れ掃除は簡単でもオーブン掃除はこまめに
驚くほど簡単にきれいにすることができたので、こんなことなら長年、「あー、オーブンの掃除しないとなー。気が重いなー。でもあまりの汚さに気が引けるなー。」と鬱々して過ごさず、さっさと掃除すればよかったなあ、という気持ちです。
隅々まで掃除が行き届いていると、気持ちが良いですからね。5年汚れを溜め込んでも簡単に掃除できるし!と思わずに、こまめにきれいにしてすっきりとした気分で生活するように心がけたいと思います。