なすはわたしがとくに好きな野菜のひとつです。焼いても煮ても揚げてもおいしいので年中食べたいのですが、問題は夫があまり好きではないこと。品種にもよりますが、海外のなすは日本のなすに比べて巨大なので、ひとりで食べきるのは中々たいへん。
焼きなすは作るのが簡単ですが、量を見誤って焼きすぎたり、思ったより夫が食べなくて余ってしまうことも多々。そうなってくると気になるのは日持ちと保存方法です。捨てるにはもったいないので、食べられるうちに食べてしまいたいですからね。
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焼きなすの日持ちは冷蔵庫でどれくらい?
焼きなすに限らず家庭でつくる料理の日持ちは、調理したときの衛生管理や調理方法、味付けの仕方によって変わってくるので、一概に何日大丈夫です!といえるものではないのですが、たとえ夏でも作った翌日の夕食でしたら、ほぼ確実に大丈夫だと思って大丈夫です。
個人的な経験でいうと、2日は日持ちして、3日も冬場なら大丈夫だと思いつつも2日以内に食べ切るようにしています。
冷蔵庫に保存する場合には、翌日であってもへんなにおいがしないか、カビが生えていないか、へんにネバネバしていないか、妙に酸っぱくないかの確認は忘れないようにしましょう。
焼きなすの残りが黒く変色してしまう?
なすの種と皮は、空気に触れると酸化して黒く変色してしまいます。食べても体に害があるわけではないので、種の周囲が黒くなってしまったからといって捨てる必要はありませんが、種の大きく育ったなすはアクが強めで硬いので、焼きなすにするよりは煮るほうが美味しく食べられます。
焼きなすに向いているのは、種が育ち始めるまえの、シーズンが始まったばかりの若いなすがおすすめです。
焼きなすは冷凍できる?
水分の多いなすは冷凍できない印象がありますが、焼きなすにしてあれば実は冷凍することも可能。生のなすがたくさんあって、こんなに食べきれないな~~~!という場合にも、焼きなすにして冷凍してしまえば、腐らせる心配をしなくてすみます。
方法はいたって簡単。いつも焼き茄子を焼くときのように、グリルなどで皮が黒くなるまで焼いたあとで皮を向いて、しっかりと冷ましたあとで、食べやすい量に小分けにしたらラップに包めばOK。空気に触れないように、さらにフリーザーバッグや密封容器などに入れてから冷凍庫に入れれば、さらに風味を保つことができます。
焼きなすを冷凍したら解凍の仕方は?
食べる日の前日~当日の朝に冷蔵庫にうつして自然解凍するのがいいですが、冷凍庫から出し忘れてしまって時間がない!というときには、電子レンジでチンしても大丈夫です。
あんまり強い温度で加熱しすぎると固くなってしまうので、できれば解凍モードなどの、ゆっくり熱を通す設定で解凍したほうがおいしく食べられます。
焼きなすの残りを次の日のお弁当にいれても大丈夫?
大丈夫です!朝まで冷蔵庫で保存して、冷たいままお弁当箱に入れましょう。彩りがいいおかずではありませんが、しょうゆ+鰹節以外にも、サラダドレッシングやポン酢などをかけて、夕食とはちがう味付けで楽しむことができます。
タレはお弁当箱の中でほかのおかずと混ざってしまうので、アルミカップなどに入れて盛り付けるのがいいですね。