なにか作ろう!と思ったときになにかと役立つ卵、冷蔵庫に入っていると強い味方なんですが、ひとパック買うと使いきれずに期限切れになってしまうことも多いんですよね。どうも日持ちしない印象もありますが、賞味期限が切れてしまったらもったいないけど捨てるしかないな、と思ってはいませんか?
じつは卵は、賞味期限が切れてもけっこう長いあいだ大丈夫な食べものなんです!このページでは、賞味期限が切れた卵が食べられる期間と、食べ方についてまとめます。
卵の賞味期限切れはいつまで大丈夫?
日本の卵の賞味期限は、夏に生でも食べても大丈夫な期間が設定されていて、パックされてからの賞味期限は2週間くらいになっています。つまり冬場だったり、火を通して食べるのなら、賞味期限の切れた卵を食べてもまったく問題はないんです。
海外では卵は火を通して食べるもの、という認識がつよく、わたしはオーストラリア住みですが、スーパーに並んでいる卵の賞味期限は、余裕でひと月を超えています。3週間日本旅行に行くまえに卵を購入して、帰ってきても賞味期限が余裕なので、正直たまごの賞味期限を気にしたことがありません。
では、具体的にはどれくらいのあいだ、どういうふうに調理すれば大丈夫なんでしょうか?
卵の賞味期限切れは半熟で食べても平気?
ひと月以上に賞味期限の設定されているオーストラリアのたまごですが、生のまま食べることはなくても、半熟の目玉焼きをつくって食べることは頻繁にありました。最近はやりのグルメハンバーガーに入っている目玉焼きも半熟で、黄身を割るととろ~~~っとすることが多いので、オーストラリアのたまごの賞味期限、日本の卵の賞味期限にプラス2週間から一ヶ月くらいは、半熟卵で食べても大丈夫なんだろうな、と思って、そのつもりで半熟の目玉焼きを焼いています。わたしも夫もおなかが弱いほうですが、とくに壊したことはありません。
ただ、日本ほど湿度のない国ではあるので、とくに夏場に賞味期限が切れた卵は、ちゃんと加熱して食べたほうが安全そうではあります。数日ならともかく、2週間切れてるとちょっと心配ですね。
たまごは新鮮なほど、割ったときに黄身がぷっくりしていて高さがあるので、割ってみた卵が見慣れている卵よりものっぺりしていて、やる気がなさそうに見える場合には、完全加熱料理にするのが良さそうです。
卵の賞味期限切れの活用法
大量にあまっている卵を一気に使うなら、オムレツが楽でいいです!朝食にも夕食にも使えるし、具を入れればボリュームが出るし、一人前たまご3つくらい消費できます。
オムレツ状にしたたまごを納豆と一緒にうどんにのせたり、ケチャップライスに乗せればオムライスになりますし、簡単なのでおすすめです。
卵を使ったデザートは、電子レンジで作れるプリンが手軽なので気に入っています。ひとつにつき卵一個なので一気に使うことはできませんが、完全に卵に火が通るし、簡単に作れるので何日かに分けてじわじわ消費することができます。