サラダにドレッシングとして、煮詰めてソースとして、マリネ液として、簡単に普段の食材の雰囲気を変えて楽しむのに便利なバルサミコ酢ですが、毎日使うものではないのでボトル一本使い切れない!
開封後時間が経ったバルサミコは、どれくらい日持ちするものなのでしょうか?正しい保存方法も合わせて紹介します!
目次
バルサミコの賞味期限は開封後は?
まず気になるのが、バルサミコ酢の賞味期限はどれくらいなのか?ということですよね。普通の酢に比べると割高ですし、あんまり短いのではそもそも購入を見送ることだって考えられます。
しかし、色や味が違うので不安になりますが、バルサミコはその名の通り酢の仲間。殺菌効果に優れているので、正しく保管していれば腐ることはありません。
そういう意味では、開封したら味は落ちていきますが、保存方法さえ間違えなければ半永久的に使用することができます。
ただし、開封したら少しずつ酸化してしまうので、美味しく賞味するなら長くても3年くらいで使い切りたいですね。
バルサミコの保存方法
バルサミコの保存方法の基本は、
- 蓋をきつく締めて容器を密封すること
- 直射日光の当たらない涼しくて湿気のない場所に保管すること
- 流しの下など暗い場所に保管すること
の3つです。至って簡単ですが、これらを守るだけで半永久的に使用しても体に害のないバルサミコの状態を保てます。(前記しましたが、酸化することで味は落ちてしまいます)
蓋をキッチリ占めていてもバルサミコは熱と光によって酸化してしまうので、より長く美味しい状態を保つために保管場所は厳守したいですね。
バルサミコは冷蔵庫で保存しても品質に問題ないので、夏場の暑い時期や、用途が主にサラダ用ドレッシングで冷たい状態で使いたい場合には、冷蔵保存してもOkです。
また、バルサミコ酢がいかに殺菌性に優れていると言っても、蓋を開けっ放しにしておいてバクテリアや虫が直接入ってしまうと腐ってしまいます。使っていないときはキッチリ蓋を閉めておきましょう。
バルサミコが腐るとどうなる?
長期間保存しているとバルサミコが固まったような色の沈殿物が浮いてきたり、全体的に曇った色になることがありますが、これは至って自然な状態なので食べても体に害はありません。
気をつけたいのは容器の中にカビが生えている場合。これは明らかに駄目になってしまっている状態なので、使用は諦めて捨てましょう。
バルサミコを大量消費するには?
サラダにちょっと掛けるだけだと、3年あってもなかなか減らないのが現実です。(サラダドレッシングは他にも色々ありますしね。)では、バルサミコを無駄にせずに、美味しい状態で使い切りたいときにはどんな利用方法がおすすめなんでしょう?
わたしが実践しているバルサミコの用途を紹介します。
フランスパンなどに浸して食べる
質の良いバルサミコならオリーブオイルを半々くらいで小皿に入れて、フランスパンなど固めのパンを浸してそのまま食べると美味しいです。イタリア系のレストランに行くと最初にサーブされることもあります。
お肉や野菜を照り焼きに
- バルサミコ酢 100ml
- 蜂蜜 50ml
- おろしにんにく 一欠
- ローズマリー 一摘み ※なくてもOK
上記の材料を全部混ぜて、お肉に絡めながら焼いたりローストすると美味しいです。バルサミコの量多くない!?蜂蜜なんて入れて大丈夫!?と心配になりますが、火を通すと味が馴染んでくれます。
とくにおすすめなのはポークチョップに絡めながらローストするレシピです。
バルサミコでマリネする
- バルサミコ酢 大さじ2
- オリーブオイル 100ml
- レモン汁 レモン半分
にんにくで軽く炒めたパプリカやセロリ、ズッキーニなどを上記の液体に漬け込んでマリネにしても美味しいです。