料理に生バジルを使うだけで、簡単に本格イタリアンな味が楽しめますよね。ただ、一束買っても使い切れず、冷蔵庫の野菜室に入れておいたら数日でシナシナになり黒く変色してしまった!なんて経験はありませんか?
このページでは、ちょっとずつでもバジルが楽しめるようになる、1週間以上OK!の保存方法を紹介します。
目次
バジルを冷蔵庫で保存すると黒く変色してしまう!
野菜室に入れたりビニールに入れてみたり、ラップに包んだり色々試してみたけれど、どうしても数日で黒く変色してしまう!これは、実はバジルは冷蔵庫で保存するのが向いていないハーブだからなんです。
バジルは冷気に敏感なので、冷蔵庫内の環境は冷たすぎてしまいます。なので保存場所は直射日光の当たらないテーブルの上がベストです。
バジルを新鮮に保つ保存方法
ではテーブルの上に放置しておけば良いかというとそうではなく、ちょっとした一手間で1週間から2週間くらい楽しむことができます。
必要なのは水を張ったグラスや花瓶と、ビニール袋だけ!それでは方法を見てみましょう。
- 保存するバジルは洗わずに、使う直前に洗う(既に洗ってしまった場合には葉を完全に乾かす)
- バジルの茎の先を少しだけ切り、水を吸い上げやすいようにする
- バジルの茎部分程度の高さのグラスや花瓶に、3センチ程度の水を入れる
- 水を入れたグラスに花を活けるようにバジルを挿す
- バジルの葉の部分からグラスの底部分まですっぽりビニール袋やスーパーの袋で覆う(袋の口がテーブル側に向くようにする)この時、輪ゴムなどでキッチリ密封せずに空気の出入りが出来るようにしておく
- 直射日光の当たらない室温で保存する、暗い場所よりは明るい場所が好ましいです
- 水が濁ってきたら水を変える(2~3日に1回程度)
同じ方法でパセリやパクチーも新鮮さを保って保存できます。パクチーは冷蔵庫での保存がベスト、パセリは常温でも冷蔵庫でも大丈夫です。
つい先日この方法でパクチーを冷蔵庫で保存しましたが、2週間たっても購入したての新鮮さでした!
バジルは冷凍保存も出来ます
大量にバジルが余っていて、数週間以内に使うかわからない場合には、冷凍庫に入れてしまうのが楽チンで安心ですね。洗って水気を拭き取り、葉っぱの部分だけジップロックに入れて冷凍庫に入れれば、期間を気にせずに保存できます。
使うときにはそのままソースの中に入れても良し、凍っているので手でグシャっとすると簡単に粉々になるので、砕いて使っても良し!新鮮な状態に比べて風味は落ちますし、冷凍前に洗うと少し黒く変色してしまいますが、使い勝手が良いです。
ジェノバソースに変身させてから冷凍保存するのもありです。ジェノバソースのレシピは大量に出回ってますが、わたしはジェノバ出身の友人に教わった、バジル+オリーブオイル+ニンニク+松の実で作るソースに、パルメザンチーズを加えるのが好きです。
頻繁にバジルを使うのなら…
バジルは成長が早いし手がかからずに簡単に育てられるハーブなので、頻繁に少しずつ使うようでしたらポットで育ててみるのもおすすめです。
とくに夏場の成長はビックリするくらいに早くて、消化が追いつかないくらいので、少量だけ育てるのでも十分ですよー。