焼く前の餃子をそのまま冷蔵庫に入れると、皮同士がくっついてしまってきれいに仕上がらなかったり、水分が出てビシャビシャになってしまったりしますよね。余裕を持ってつくっておきたいけれど、ぐちゃぐちゃにならずに保存するにはどうしたらいいのでしょうか?
このページでは、包み終わって焼くだけの状態の餃子の保存方法について紹介します。
目次
餃子の保存は焼く前だとどうすればいいの?
焼く前の餃子は冷蔵庫でそのまま保管しておくと、皮がくっついたり、また中の具材の水分が外に出てしまったりして、べちゃべちゃになってしまいます。このため、冷蔵庫での保存はおすすめしません。保存の時間が短い場合でも、冷凍庫での保存がおすすめです。
焼く前の餃子を保存するとくっつくのを防ぐには
焼く前の餃子を並べて保管をしておくと、隣接している皮がどうしてもくっついてしまいます。
皮がくっつくのを防ぐには小麦粉や片栗粉で打ち粉をするのが効果的。また、餃子同士がなるべくくっつかないように、スペースを開けて並べましょう。打ち粉+幅を開けることで、餃子同士がくっついて剥がすときに破れたり、形が崩れてしまうのを防ぐことができます。
焼く前の餃子を保存すると水分が出てしまう
具を包んだあとにすぐ焼かず、短時間でも冷蔵庫に入れて保存する予定がある場合、水分がなるべく出ない具材、水分を吸ってくれる具材を使用して作るようにしましょう。
干しエビやパン粉など、乾いた具材はキャベツやニラからでる水分を吸ってくれるので、保存している間にベチャベチャになってしまうのを防いでくれます。
また、餃子の具を前日に作り、一晩冷蔵庫で寝かせておくと余分な水分が出てくるので、包む前にまとまった量の水分を切ることができます。
餃子を保存するのは焼く前より焼いたあとのほうが良い?
焼いた餃子を冷蔵庫や冷凍庫で保存すれば、次に食べるときにはレンジでチンするだけで食べられるので手軽ですが、焼く前の餃子を保存しておき、食べる直前に焼いたほうが、皮がパリパリして新鮮なのでおいしい気がして個人的には好きです。
我が家では、量が多い場合は焼く前の餃子を保存し、少しだけ余った場合は焼いてしまって翌日のおやつやつまみに食べることが多いです。
焼く前の餃子を冷蔵庫で保存する場合の日持ち
焼く前の餃子を冷蔵庫で保存する場合、しっかりと密封して冷蔵庫に入れても安心して食べられるのは1日程度で日持ちしません。
長期間の保存は水分が出てきて皮がテロテロになってしまうことを考えても、明日食べられるかわからない場合には冷凍庫に入れてしまったほうが安心です。
焼く前の餃子を冷凍庫で保存する場合
冷凍庫に入れる場合にも、冷蔵庫で保存するときと同じように、皮がくっつかないように対策を取ることが大切です。
まず金属製のトレイに打ち粉をしてから餃子同士を離して並べ、ラップをして完全に冷凍させます。餃子が完全に凍ったら、密封できるタッパーに移し替えて保存すれば、一ヶ月は安心して食べられます。
餃子を保存するなら包む前のほうがベスト!
餃子は包んだら30分以内に焼いてしまうほうが、きれいなままカリッと焼くことができます。保存したい場合、包んで焼くだけにするよりも、具と皮を別々に保存しておき、当日包むほうがトラブルなくきれいに焼くことができるので、当日包む時間さえあれば、具だけ準備して冷蔵庫に入れておくことをおすすめします。