イチゴやリンゴ、梅やマーマレードなど、果物がたくさん余っているとき、日持ちさせたいときにはジャムを作ると長持ちしますよね。でも、手作りのジャムには保存剤とか入っていないし、実際には保存期間はどれくらい?
このページでは、手作りジャムの賞味期限と、長持ちさせる保存方法やコツを紹介します。
ジャム手作りの日持ちはどれくらい?
長持ちさせるために余った果物を調理して作ったジャム、どれくらい日持ちさせられるかというと、長持ちするように作れば半年から一年くらい保存することが出来ます。
逆に、雑に仕上げたジャムは1週間位するとカビてくるので、食べるときにカビでいないか、ジャム作りになれていない場合には、気をつけて作った場合でも1週間過ぎたら、食べる前に変な臭いがしないか確認しましょう。
手作りジャムを日持ちさせるときに重要なのは、ジャムの糖度、容器の消毒、密封保存の3つ。では、詳しく見ていきましょう。
手作りジャムの保存期間を長くするコツは?
ジャムが調理前よりも長持ちするのは、火を通して調理していることと、一緒に入れる砂糖が防腐剤の役目をしているから。ですので、よりたくさんの砂糖が入っているジャムのほうが長持ちします。せっかく自分で作るのだから、砂糖控えめで作りたい!という気持ちは分かりますが、最低でも果物との割合が三対一(果物3:砂糖1)は入れましょう。
また、ジャムを詰める瓶をきっちり熱湯で消毒し、密封容器で保存すること。一見密封できそうに見えても、実は密封容器ではないものも多いので、購入する際、「密封可能」「ジャム瓶」など書かれているか確認しましょう。
ジャムを食べるときに使うスプーン経由で細菌が入ってしまう可能性もあるので、大瓶ではなく小瓶に分けて保存し、熱湯消毒したきれいなスプーンで掬うようにすれば完璧です。
手作りのジャムは冷凍できる?
ジャムを冷凍すると食感が変わってしまいますが、たくさん作ったものを安全に長持ちさせたいのなら、冷凍してしまうのが簡単だし安全です。
耐熱瓶でしたらそのまま冷凍庫に入れることが出来ますし、ジップロックに入れて冷凍すれば場所も取らないので便利です。
冷凍庫の状況やジャムの糖度にもよりますが、半年から1年くらい日持ちさせられるので、旬の時期が過ぎた果物のジャムを季節外れに楽しむことも出来ますね。