
常温でうっかり放置して、すっかり溶けてしまったアイス、そのまま冷凍庫で再冷凍して復活させることはできるんでしょうか?凍らせ方は?
このページでは、溶けたアイスの美味しい食べ方や使いみちを紹介します。
目次
溶けたアイスは再冷凍して食べられる?
アイスクリームが滑らかな口当たりになる秘密は、アイスの液体を凍らせる過程にあります。凍らせるときにかき混ぜて空気を含ませることにより、アイスクリーム特有の舌触りが出来上がるので、溶けたアイスをそのまま冷凍庫に入れて凍らせると、普通の氷のようにパキッと凍ってしまいます。
パキッと凍ったアイスは、食べても体に害はありませんが、シャリシャリして全くの別物になってしまいます。
一度溶けたアイスクリームを滑らかに復活させるには、溶けてしまったアイスの液体をアイスクリームメーカーに入れてかき混ぜながら凍らせるか、冷凍庫に入れたあと、定期的にかき混ぜて空気を含ませてあげれば、それっぽい感じに復活させることはできます。
しかし、一度溶けたアイスは風味も落ちてしまうので、手間の割にそこまで美味しく再現できないことが多いです。
溶けたアイスは腐る?
アイスはしっかり冷凍保存されていれば賞味期限がないものですが、溶けてしまった状態で常温放置しすぎると、乳成分から腐っていきます。容器を触ってみて、完全に常温になっているようなものは潔く捨ててしまう方が安全です。
溶けたアイスを凍らすのにかかる時間は?
できるだけ元通りにアイスを復活させるには、完全に溶かしたアイスを開封して、ボールに移して泡立て器で混ぜて空気を含ませてから冷凍しましょう。冷凍したあとも、30分置きに取り出してかき混ぜる、という行程を繰り返してください。
量にもよりますが、4時間から6時間位で滑らかに凍ります。
溶けたアイスをアレンジして再利用!リメイクレシピは?
多くのアイスクリームは牛乳と砂糖とフレーバー(バニラ、ストロベリー、チョコなど)が主成分なので、お菓子を作るときに牛乳に置き換えて使えることが多いです。
一番手軽なのはホットケーキ。牛乳を入れる代わりに溶けたアイスを混ぜて、いつも通りに焼けば甘くて美味しいホットケーキが作れます。
その他にも、プリン、パウンドケーキ、フレンチトーストなどにリメイクすれば、食べられるのに捨てるのはもったいないな…、という気持ちを解消できます。