熱い日に食べたいかき氷!しかし、かき氷を食べるとキーン!と激しい頭痛がして辛い、という人、けっこういますよね。
このページでは、かき氷で頭痛がするのを防ぐ方法と、痛くなってしまったときに出来ることを紹介します。
目次
かき氷で頭痛くならない方法は?
かき氷を食べたときに頭痛がする現象には病名があり、そのままアイスクリーム頭痛と言います。日本ではかき氷が一般的ですが、海外ではアイスで頭痛になる人が多いみたいですね。
それでは、アイスクリーム頭痛にならないためにはどうしたら良いか、なってしまったら出来ることは何か、順番に見ていきましょう。
かき氷でキーンと頭痛がする原因は?
アイスクリーム頭痛に関する研究は積極的に行われていますが、頭痛が起こる時間が極端に短いので、思うように進んでいないのが現実です。現在、原因とされているのは、
- かき氷など冷たいものが急に喉の三叉神経を刺激したときに、冷たさと痛みを間違えて脳に伝えている説
- 口内が温まっているときに温度差の激しいかき氷を食べることにより、急激に冷えてしまった口の中を温めるべく、体が反射的に体温を上昇させようとする。そのときに、頭に通じる欠陥を膨張させて血流を増大させるので、頭の血管に一時的に炎症が起こって頭痛を引き起こしている説
のふたつで、どちらも正しいとされています。
熱い日に一気にかき氷を食べる、という至福の行為が引き起こしている頭痛なんですね。
かき氷で頭痛がする人ができる対処法は?
ですので、よく言われている予防法は「焦らずにゆっくり食べること」です。とくに、喉を通るときのかき氷の温度を上げれば、喉の三叉神経をへたに刺激せずにすみます。
しかし、それでも痛くなってしまう場合や、せっかちでゆっくりなんて食べていられない!という場合には、かき氷を食べる少し前に、冷たい飲み物を飲むなどして、体を冷たいものに慣らしておいてはいかがでしょうか?
かき氷で頭痛がしているときにできることは?
アイスクリーム頭痛は数分で収まりますが、より早く解消させるには、口内の上部に舌を当てて温める、もしくは、かき氷よりも温かい飲み物を飲むことを推奨しているお医者さんもいます。わたしが試してみたところ、効果は気休め程度でしたが、何もしないよりマシだと思って試してみてはいかがでしょうか。