夏が本格的に始まる前から、クーラーや扇風機を使い始める人も多いでしょう。ところが、半年ぶりに扇風機を取り出して使ってみると、首振りで異音がしてうるさい、なんて経験をしたことありませんか?
このページでは、扇風機の首振りの原因と対処法、体への影響などを紹介します!
目次
扇風機を首振りにするとカタカタ異音してうるさい原因は?
首振りにしたときにカタカタとうるさい原因は、いくつかの候補があります。
一つは、モーターの故障と油切れです。購入したばかりのときには全くこんな音はしなかったのに、というケースでは、まず間違いなく油切れか故障を引き起こしています。
二つ目は、首を無理な位置に固定している場合です。例えば、上空の空気を回転させるために極度に上向きにしていたり、布団に風が行くように下向きにしていたりなどのケースでも変な音は鳴ります。この場合、理想通りの角度では使えないかもしれませんが、角度を調節すれば静かになるはずです。
そしてもう一つは、埃や異物が入り込んでいるケースです。たまにあるもので、中には小さな虫が一匹入ってしまい、それが原因だった、なんてこともあります。シーズン初めに使用する前に、確認したり、掃除をするのがベストです。
扇風機の首振りがうるさいけど自分で修理できる?
さて、紹介した原因の中にモーターの故障の可能性を挙げましたが、このようなケースでは自分で修理することはできるのでしょうか?
結論から言えば無理ではありません。分解して、故障している部分を直すか、あるいは新しい部品と取り換えるなどで修理することは可能です。
しかし、決して簡単な事ではありません。無理やり直そうとしても、部品の替えが手に入らなかったり、分解をしている最中に部品をなくしてしまい、別の問題に発展する可能性もあります。
よほど修理に自信がある方ならば考慮してもいいかもしれませんが、そうでないのであれば諦めて買い換えるほうが手軽です。最近は扇風機も2000円から購入できますし、無理して直して使う必要性もないですね。
扇風機の首振りがうるさいから固定したまま寝ても大丈夫?
扇風機がうるさくても使い続けているという人も多いでしょう。扇風機の異音自体に何か悪影響があるかと言うと、学術的医学的にはとくにありません。
しかし、ストレスの原因になる可能性は十分にあります。音が気になって眠れない、聞いているとイライラしてくる、などの感想を抱くのであれば、無理に使っているとどんどんストレスをためてしまいます。
また、埃が詰まっていたり、異物が混入しているようなケースだと、体には害はないかもしれませんが、火災の原因になる場合もあります。寝ている最中に火災が起きてしまう、なんてことのないように、異音がいつまでも続くようであれば、使い続けずに買い換えることをおすすめします。
また、睡眠中に扇風機の風を浴び続けることで、体に負担をかけてしまうことも。詳しくは、扇風機は夜つけっぱなしで寝ても良いの?のページで紹介していますが、強風設定で扇風機の風を浴び続けることは避けましょう。
扇風機の角度をいじってみて改善しないようなら買い換え時かも?
扇風機も最近は安くなったので、面倒ならばすぐに買い換えるのも手ではありますが、故障以外の原因であれば基本的にケアを続けていれば引き続き使用することも十分に出来ます。
何が原因なのかは、扇風機ごとにそれぞれ違うと思いますので、使用する前に状態のチェックやケアをしっかりと済ませておくといいでしょう。壊れてしまっている場合、最近は音がほとんどしない扇風機もありますので、買い換えのチャンスだったと思って切り替えましょう。