外出先で突然の生理が始まってしまったという経験は、女性なら誰もが経験がることだと思います。すぐにでもナプキンを買いに行きたいと思っても近くにドラッグストアなどが無い場合など、今すぐ生理用品を買いに行くことができない状況の時にはどう対処するのが一番良いのでしょうか。
出血量にもよりますが、どこででも応用できる基本的なその対応策について考えてみましょう。
生理ナプキンがない時どうする?
出先でナプキンがない場合には、ポケットティシュやトイレットペーパーで代用することが可能です。ただししっかりとした厚みを持たせないとすぐに血液が浸み出してしまいますから、たっぷりとした量は必要になってきます。
まず応急的には、トイレに駆け込んでトイレットペーパーを何重にも巻いてしっかりと厚みを持たせたものを、ナプキンがわりにショーツに当てましょう。
公衆トイレのトイレットペーパーは特に薄い紙質なので、しっかり重ねたとしてもすぐに血液が透過してしまう可能性がありますから、とにかくできる限り厚みを出すようにします。トイレならだいたいどこにいても簡単に探すことができるので、確実な対応策はこの方法に尽きます。
もしポケットティシュを持っている場合は、ティシュのビニールの包装から中身を全部取り出してビニールの端っこを切って一枚のビニールにします。それをショーツの上に置いてから、先ほどのトイレットペーパーを巻いたものを乗せて使用すればとりあえずの経血漏れは防止することができるので安心感はあるでしょう。
生理ナプキンの代わりにティッシュやトイレットペーパーで代用しているときに気をつけること
トイレットペーパーやポケットティシュを使ってナプキンの代用とする場合には、いくつかの点を気をつけなければなりません。
トイレットペーパーだけの場合は、特に公衆トイレでは紙質が薄いタイプのトイレットペーパーなので、できる限り厚めに巻いていくことが肝心です。
その際にふんわりとトイレットペーパーを巻くのではなく、あくまでもきっちりときつめに巻いて紙同士の密度を高めるようにします。それにより経血が通過して漏れ出して来ることを最大限まで防止することができるでしょう。
また、一度このトイレットペーパーナプキンを当てても、1時間は持ちませんから、経血量にもよりますが、だいたい20分から、せいぜい30分ごとに新しくトイレットペーパーを巻いたものに交換することに気をつけなくてはなりません。
これを怠ってしまうと、あっという間に漏れ出してしまい洋服にまで浸み出して来るので、そうなると手の施しようがありませんので注意をしましょう。
初日の月経なら代用品でも対応可能です!
外出先で突然生理になってしまってナプキンを入手できない状況の応急的な対処法を紹介しました。
もし生理が始まったばかりの段階でしたら出血量もそれほど多くありませんから、トイレットペーパー代用でも十分対応できますが、2日目や3日目の非常に多いタイミングですと、上記のような対応策でも、かなり不安があると思います。ですから日頃からナプキンは必ず持ち歩いておいた方が安心ですね。