学校卒業したての19歳のとき、初めて付いた仕事がホテルのベルスタッフでした。1日中座ることはない立ち仕事で、ヒールのあるパンプスを履くことが義務付けられている中、それまでまともにヒールを履いたことのなかったわたしの足は初日から悲鳴を上げました。
このページでは、ヒールを履くと足が痛いけど仕事で履かなければならないとき、どういった対策を取ればよいのか?を紹介します。
目次
ヒールが痛いけど仕事で履かなければ!
ホテルでの接客業に就くと、ヒール付きのパンプスを避けて通ることはできません。しかも多くの場合完全な立ち仕事で、座って足を休められるのは休憩時間しかない、なんてことも当たり前!
わたしがホテルで働き始めた初日、さっそく8時間のシフトに就きながら、あまりの足の痛さに「これは続けられないかもしれない…」と早速ギブアップを考えていました。
足全体とふくらはぎの痛みはともかく、普段より体重の掛かっているつま先のズキズキする痛みが酷く、さらに小指の脇にはまめができてしまっていました。
後半からあまりの痛さに耐え切れず、隙があればカウンターの裏に隠れてパンプスを脱いで素足で立っていたほどです。
ヒールで足が痛いときにできる対策は?
仕事でヒールを履かなければいけないときにとくにキツイのは、ストッキングを履いているのでヒールの中で足が滑ってしまい、つま先に必要以上の負担が掛かってしまうことです。
靴の中にすべり止めを入れるか、すべり止め付きのストッキングを着用することで、つま先への負担を減らすことができます。
また、1日中履かなければならない靴なので、足にあっているものを選ぶことが非常に大切!安いからとオンラインショッピングせずに、靴屋さんでプロにアドバイスを貰いながら、足にあったパンプスを選びましょう。ストッキングを履くこと、滑り止めを入れることを考慮して選びましょうね。
見栄えが良いからと高めのピンヒールを選ぶよりは、低めで太くて安定感のあるヒールから慣れていくことをおすすめします。(わたしは5センチヒールを履いていました。)
ヒールが痛いのは慣れるものなの?
慣れます!痛みに慣れるというよりは、ヒールで歩くコツが分かってきてヒールに慣れる、というほうが正しいです。
わたしの場合、最初の2、3日は地獄でしたが、それ以降は初日に比べると格段マシになり、1週間経つころには他の人と同じ感じで、足は疲れるしふくらはぎはむくむけど、豆ができたり痛みの余り隠れて脱がなければならないほどではなくなりました。
また、新しいパンプスが足に馴染んでくる、というのもあると思います。いくら良いパンプスを買っても、履き始めは固くて足の形にもフィットしていないので痛くなりやすいです。
ヒールで歩くときのコツ
ヒールでも足が痛くなりにくい歩き方は、スニーカーを履いている時に比べて歩幅を狭くすることと、かかとから着地せずに、つま先とかかとを同時に地面に付くこと、です。
意識して歩くだけで早くヒールに慣れることができます。
ヒールに慣れるまでは痛みは我慢するしかないの?
残念ながら、痛みに慣れるまでは我慢するしかありません。まめや水ぶくれができてしまったら、厚手の絆創膏を貼ってごまかし、家に帰ったらお風呂でふくらはぎを揉みほぐし、サロンパスをふくらはぎと足の裏に貼って就寝し、とにかく3日過ぎるまで辛抱です。
一旦慣れてしまえば、休日に数時間可愛いヒールを履くのが苦ではなくなるので、ヒールを履けるスキルは身につけて悪いものではありませんよ!