空気が乾燥する季節になってきましたね。風邪やインフルエンザ予防に、肌の乾燥対策に、加湿器の購入を検討している人もいるかと思われます。
アロマにも興味があるから、どうせ買うならアロマも楽しめるものがお得かも!でも、加湿器とアロマディフューザー、アロマ加湿器って具体的にはどんな違いがあるのか、疑問に思ってはいませんか?
このページでは、加湿器とアロマディフューザーの違いと、目的にあった商品の選び方を紹介します。
目次
加湿器とアロマディフューザーの違いとは?
加湿器はその名の通り乾燥した空気を加湿するための電化製品で、室内の湿度のコントロールが主な仕事です。アロマ機能が付いているものもありますが、こちらはおまけで付いている機能ですね。
対するアロマディフューザーは、精油を室内に拡散させるのが主なお仕事。加湿器より小型な場合が多く、ミストを発生してアロマを撒き散らしますが、加湿機能は期待できません。
また、アロマディフューザーで使用できる精油(アロマオイル)は100%天然で香料やアルコールが混じっていないもののみであるのに対し、アロマ加湿器の場合、専用の香料の使用に限定されている場合もあります。手持ちのアロマオイルを使いたいなー、と思っている場合には要注意です!
普通の加湿器にアロマオイルを入れても良い?
アロマ加湿器には水をいれる場所とアロマオイルを入れる場所が別々にありますが、アロマ機能のない加湿器にはオイルを入れる場所はありません。
水と一緒に数滴アロマオイルを垂らせばアロマ加湿器と同じ効果が得られるんじゃないかと考えられますが、実際にはアロマオイルは水に溶けないので期待したような効果は得られません。
それどころか、本来水しか入れない場所に油を入れるわけですので、汚れ、カビの原因になりますし、最悪故障して動かなくなってしまいます。しかも推奨させている使い方ではないので、保証の対象外になってしまいます。
アロマ加湿器のアロマ機能は夏でも使えるの?
残念ながら、アロマ加湿器のアロマ機能だけを使える商品は、出ていないと思われます。部屋の湿度を無視して稼働できる加湿器もありますが、湿度の高い夏場にさらに加湿器で湿度をあげると蒸し暑くなるし、室内にカビが生える原因になるのでおすすめはできません。
アロマ加湿器、アロマディフューザー以外にもアロマ機能のある製品はありますので、(芳香剤、扇風機、ライト、キャンドル等など)夏場は別の製品でアロマを取り入れる方法もあります。
こういうのも広範囲で香りが楽しめますよ!
加湿器?それともアロマディフューザー?選び方のポイント
加湿器とアロマディフューザーの違いが分かったところで、購入する目的を明確にしましょう。部屋の湿度をしっかりあげ、インフルエンザ対策でしっかり除菌もできる製品が欲しいのなら、間違いなく加湿器です。
普通の加湿器とアロマ加湿器で同じ値段の場合、アロマ機能のないほうが加湿器としての性能は良いので、予算が限られている場合はアロマ機能は今回は諦めて、しっかり加湿&除菌のできる商品を選ぶことをおすすめします。
また、アロマオイルも本格的に楽しみたい場合も加湿器とアロマの機能は別々に考え、ちゃんとしたアロマディフューザーを選んだほうが満足できるし夏でも使えます。
いろいろな機能が付いている場合、全ての機能が中途半端になるか、その分高額になるのもだということを頭の片隅に入れておきましょう。