栄養価の高さが注目され、海外ではスーパーフードとしてスーパーマーケットでの地位を確立した野菜、ケール。日本では主に青汁に配合されている野菜として知られています。
青汁の材料になってるくらいなんだから、さぞかし栄養満点なんだろう、と思ったら、想像以上の健康食品でびっくり!これは海外の健康志向の人たちに受けるはずだと納得しました。
そんな理想的な野菜ケールを、日本で買うことはできないんでしょうか?
目次
噂のケールってどんな味?
慣れくるとそれほど悪くもないですが、体に良いと知らなければ好んで食べたい野菜ではないことは間違いないです。
生の葉っぱをひとかじりしたときの第一印象は「苦い」で、同じくかなり苦味のあるルッコラと比べてみると、苦い以外の印象がないのが救いようがないです。特に食用になってない雑草を食べているような味です。
食感もやや厚みのある葉っぱ、としか形容しないがなく、特別なシャキシャキ感やサクサク感は残念ながらありません。
そんなケールも料理の仕方によっては十分おいしく食べられます!
生でそのまま食べ続けようと思うと挫折しますが、他の野菜と混ぜてサラダにしたり、ミネストローネなどのスープに混ぜたり、ミートソースに混ぜたりすれば、他の味付けでごまかせるので美味しく食べられます。(ケールを入れることで美味しくなってるわけではないですが)
ケールだけでもビックリするくらい美味しく食べるには、海外で物凄く流行ったケールチップスがおすすめ!
丁寧に洗って水気を完全に切ったケールを一口大にして、全体にオリーブオイルと塩少々を揉み込み、160度のオーブンで約15分カリカリになるまで焼くだけで出来る簡単おやつです。味は、まさかのポテトチップスのり塩味に、なんとなーく似てる気がします。
ケールはどこで売ってるの?
生だと美味しくないからか、青汁の印象が強すぎるのか、残念ながら日本のスーパーではまだ一般的ではなく、どこでも買えるものではないようです。
自然食品に力を入れているスーパーやデパ地下、健康食品店なんかで見つけられることもあるようですが、確実に買うならネット通販が便利です。
健康のために長期的に取り入れたいと思っている場合は、種や苗を買って栽培するのも手です。非常に虫が付きやすいですが、プランターに植えれば水やりと日光で簡単に成長しますよ!
ケールの栄養効果の凄さを再確認
クドいようですが、栄養価の高さが評価されて海外で人気のケール。優秀な栄養素を含んでいるので英語で「the queen of greens」、野菜の女王様と呼ばれるまでになっています。
・ビタミンK
ビタミンKは、ガン予防、血液凝固予防、骨代謝の調節、アルツハイマー予防に効果的です。
・ビタミンA
ケールのビタミンAが豊富さは人参以上!葉っぱ一枚で1日に必要なビタミンAの2倍近く摂取できます。ビタミンAだけでなくルティンも豊富に含まれていて、目の健康に最適な野菜です。
・ビタミンC
免疫力を高め、美容やメタボリズムにも効果を発揮するビタミンCもたっぷり含まれています。ケールの葉一枚で1日に必要なビタミンCの約1,5倍が含まれています。
・カルシウム
カルシウム=牛乳ですが、同量のカロリーを摂取した場合、ケールには牛乳以上のカルシウムが含まれています。
・食物繊維
便秘解消や、コレステロール値改善に効果的です。
・鉄分
同量のカロリーを消費した場合、ケールには牛肉以上の鉄分が含まれています。
是非ケールのある生活を
食べてみたくなってきましたか?スーパーフードに認定されるには、それなりの理由があることが分かりました。
わたしも最近は飽きてきて、買っても冷蔵庫で腐らせてしまうことが多かったのですが、これを気にまた毎日ケールを食べる生活に戻りたいと思います。毎朝のお通じが違いますよー。