ジャムやコーヒーの空き瓶を活用したいけど、ラベルがきれいに剥がれないと残念な感じになってしまいますよね。
このページでは、瓶のラベルをきれいに剥がす方法と、シール跡やべたべた感が残ってしまった場合の取り方を紹介します!
目次
瓶のラベルをきれいに剥がすには?
ラベルを簡単に剥がす方法はいくつかありますが、わたしのおすすめは食器用洗剤とお酢に漬け込む方法です。
やり方は至って簡単!まず、ラベルを剥がしたい瓶が完全に浸かる大きさのバケツを用意します。たくさんの瓶を一気に剥がしたい場合には、シンクに栓をしてもOKです。 お湯の温度は?
バケツにすべての瓶が完全に浸かる深さまでお湯を張ります。お湯の温度は熱ければ暑いほど、ラベルに付いたのりを溶かしやすくなるので、なるべく熱いお湯を注ぎましょう。
わたしはいつも鍋を使うので(熱湯を注げる)、ケトルで熱湯を沸かして注いでいます。
お湯を注いだバケツに、食器洗い洗剤をぐるぐる二回りくらいと、コップ1杯ほどのお酢を入れます。洗剤はラベルをふやかして剥がしやすく、お酢はラベルを瓶から浮かせてくれます。
これで準備は完成です!
瓶の蓋をとり、横にして完全に漬け込みます。このとき、瓶が浮いてこないよう、瓶の中に液体を入れてしっかり沈めましょう。
漬けておく時間は、長ければ長いほどお酢がラベルに付いたのりを分解してくれるので効果的です。ほとんどの瓶は30分を目安に漬けておきましょう。ラベルの素材によってはもっと早く剥がせることも多いので、そんなに待てない!という場合には10分くらいでようすを見てみるのもありです。
これでラベルはふにゃふにゃに!指で擦って簡単に取れるはずです。もししつこくくっついているようでしたら、たわしなどで擦れば落とすことができます。
グラスの瓶はブラシやヘラで擦っても傷にはなりませんが、プラスチックの場合傷がついてしまうことも。プラスチックの瓶を擦るときにはあまり硬いもので擦らないようにしましょう。
瓶のラベルがうまく剥がれずシール跡が残った場合の取り方
上記の方法で30分以上漬け込んでもきれいに剥がれなかった場合、残ってしまったシール跡は、除光液を使うと落としやすくなります。
十分な除光液を布切れや硬めのスポンジに染み込ませ、瓶に残ったラベルをこすります。除光液がのりを浮かせやすくしてくれるので、何も使わずに擦るよりも剥がれやすくなります。
一度できれいに落ちない場合、くりかえし除光液をスポンジに染み込ませてこすりましょう。 注意すること
瓶がプラスチックでできている場合、除光液を使うと変形したり、変色したりする原因になります。あまり硬いスポンジで擦ると傷もついてしまうので気をつけましょう。
瓶のラベルを剥がしたらべたべたになってしまったら?
ラベルはきれいに剥がれたけど、べたべた感が残ってしまうこともありますよね。きれいに剥がれたのに触ったときにペタペタして、ゴミも付きやすくなってしまうので非常に残念な感じです。
しかしこのべたべたも、辛抱強く擦れば取ることができます!こすり始める前に、料理用油と重曹を同量合わせたペーストを作ります。面積が狭い場合、スプーン1杯が目安です。
このペーストをべたべたしている面に乗せ、指やペーパータオルでゴシゴシこすります。
まんべんなく擦ったら、すぐに洗わずにそのまま30分ほど放置しておきます。こうすることで、油がべたべたを分解してくれます。十分に放置したら、水で洗い流す前にペーパータオルや布切れなどで拭き取りましょう。
空き瓶の素材に注意しましょう
ガラス瓶は丈夫なので、いろいろな液体でガシガシ擦ることができますが、プラスチックの瓶は傷になってしまったり、変色してしまったり、変形してしまったりする可能性も。
ペットボトルの空き瓶のラベルは、食器用洗剤とお酢に漬けてもきれいに取れなかった場合、それ以上剥がすことよりも、上からデコレーションを施してラベル跡を隠すほうが良いかもしれません。