新しいパンプスを履くと、高い確率で起こるかかとの靴擦れ。どんな靴を新しくおろしても起こるものかというと、一概にそうとは言い切れません。
このページでは、なぜこのようなトラブルが起こるのかと、靴をはやく足に馴染ませ、靴擦れさせなくするためにできることを紹介します。
目次
かかとの靴擦れは慣れる?
新しいパンプスをおろした初日はかかとの靴擦れをしたものの、徐々になじんでいくものもあれば、何度履いてもかかとの靴擦れをしてしまうケースもあります。初めから何のトラブルもなく履くことができるパンプスもありますよね。
いま手元にあるパンプスは、毎日履いて足に馴染めば靴擦れしなくなるのか、見分ける方法はないのでしょうか?
靴擦れは靴が足に馴染むと改善するの?
パンプスを履いたときのかかとの靴擦れが、脚になじめば改善するのかについては、確かに履いているうちになじんで全く気にならなくなるケースもありますが、何回履いても足になじまずに、毎回靴擦れしてしまうこともあるので一概にはいえません。
かかとの靴擦れを防ぐには、パンプスのデザインや素材などの個体差と、足の形やサイズの個体差によるフィット感が重要。足になじみやすい靴をあらかじめ見極めるのは試着の段階ではなかなか難しいものです。
あえていえば、素材がビニールや合皮の場合ほとんど伸びることはありませんので、足になじむことは期待できません。また、最近人気のラバー素材のパンプスも伸びませんので、かかとに靴擦れを起こす場合はなじませるのは厳しいと考えられます。
靴擦れをかかとに起こさないためにできる対策
パンプスを一刻も早く足になじませる方法としては、とにかく履いて足になじませることや、シューストレッチャーと呼ばれる道具を使って、大きさを整える方法があります。
シューストレッチャーをきつい靴の中に入れて数日置いてくと、革靴の場合程よく伸びてくれるので、靴擦れをせずに履けるようになる確率が高くなります。
これはビニールや合皮よりも本革の素材の靴に特に効果がありますので、頻繁に履いても靴擦れが起こる場合には試してみる価値ありです。
合皮パンプスでかかとが靴擦れする場合は馴染まないかも?
合皮の靴は足になじませるのは難しいですし、一度靴擦れしたらずっと靴擦れすると考えておいたほうが良さそうです。
それでもそのパンプスを履きたい場合、あらかじめ靴が当たりやすくて靴擦れを起こしやすい部分にクッションテープを貼ったり、足に絆創膏を貼っておくと靴擦れせずに快適に過ごすことが出来ます。
靴擦れの原因は靴のきつさというよりは、脚の形と靴の形があっておらずかかとにあたってしまうのが原因で、靴がきつくなくても高さがあっておらず、くるぶしにあたってしまう事などはよくあります。
靴擦れが心配な場合には、本革製のパンプス選べば、万が一靴擦れを起こすパンプスでもシューストレッチャーで伸ばすことが出来ますし、履いているうちに自然になじんでくる可能性も期待できますので、本革のタイプを購入すると良いでしょう。靴クリームでのこまめなメンテナンスも、革の状態を柔らかく保ってくれます。
かかとの靴擦れが心配な場合は本革のパンプスを選びましょう
新しいパンプスを購入すると気分がウキウキして履くのが楽しみになりますが、外出してすぐにかかとに靴擦れが起きて憂鬱になるのはよくあるパターンです。
試着した段階ではぴったりのサイズでも、歩いているうちにだんだんかかとがあたって痛みを覚えて、最終的には靴擦れで歩けなくなるという事を防ぐために、試着の時に少し歩いてみることや、購入する時にはできるだけ本革の柔らかくて履きやすい素材のものを選ぶと靴擦れするリスクが低くなります。
シューストレッチャーやクッションテープなど、靴ずれを防止するアイテムもありますので、何回履いても靴擦れしてしまう時には便利なアイテムを利用すると良いでしょう。