比較的手軽に自宅でも作れて、子供にも大人にも人気のハンバーグ。基本的には混ぜて焼くだけ、簡単なメニューですが、焼くときに形が崩れてボロボロになってしまっていませんか?
このページでは、ハンバーグの型崩れが悩みだったわたしが実践しているコツを紹介します!
目次
ハンバーグを焼くと崩れてしまう!
ハンバーグを焼くときに、フライパンの上でボロボロになってしまうことほど悲しいことはありません。ハンバーグの悲劇を防ぐために、ハンバーグがボロボロになってしまう場合の対策を見ていきましょう。
ハンバーグの形が崩れる理由は?
ハンバーグを焼くときにボロボロと崩れてしまう原因で一番多いのは、肉の練りが足りてない場合です。
ハンバーグの作り方を読むと「よく捏ねる」など曖昧な書かれ方がされていて、まあこんなもんだろうと、具材が混ざりあったら完成!としてはいませんか?それでは、全く足りていないんです!
ひき肉に塩こしょう、好みのスパイスで味付けをし、たまごやパン粉などのつなぎ、玉ねぎなどの具材を加える前に、粘りが出て、肉と油が混ざって白っぽくなるまで練り練りしてください。粘り気が出ていないと、焼くときにしっかり形を保ってくれません。
ただし、だらだらと時間をかけて捏ねると、練りすぎや、手の温度で肉が温まり、硬い食感のハンバーグになってしまいます。肉が冷たいうちに、力を入れて一気に捏ねるのがポイントです。
また、よく捏ねたひき肉には、卵や牛乳に浸したパン粉などのつなぎを加えるのも忘れないようにしましょう。つなぎの量が少なすぎると、焼いたときに崩れる原因になります。
ハンバーグの崩れは空気が原因?
ひき肉の捏ね具合とつなぎの量に気をつけてタネを作っても崩れてしまう場合、ハンバーグを形成するときに空気を抜けていないのではないでしょうか?
ハンバーグを形作るときに、左右の手で勢いをつけてキャッチボールをするように投げ、ひき肉に含まれている空気を抜きながら丸くしてみてください。
ハンバーグを焼くコツは?
ハンバーグを焼くとき、フライパンにくっついてしまうと剥がすのに崩れてしまいます。フライパンを空焼きしてから油をしき、ハンバーグがフライパンにくっついてしまうのを防ぎましょう。
ハンバーグをフライパンに入れたら必要以上に触らず、片面ずつ中火で火を通していきます。ハンバーグの真中部分は火が通りにくいので、少しくぼませておくと調理しやすいです。
わたしは、中火で3分焼く→ひっくり返して、蓋をして弱~中火で5分蒸し焼き→再度ひっくり返し、ワインを加えて3分蒸し焼き→蓋を取って強火で3分水気を飛ばす、というやり方が合っています。ハンバーグの厚さや大きさに寄って、かかる時間が変わるので、焼けたかな?と思ったら、串を刺して焼けているか確認してみてくださいね!