
年々発生数が増加していて、暑くなってくると気になる熱中症。冷えピタを使って手軽に熱中症対策をするには、どこに貼るのが効果的なんでしょうか?そもそも冷えピタは熱中症に効果があるの?
このページでは、夏の暑さ対策に冷えピタを使いたいときに知りたい内容をまとめます。
目次
熱中症対策に冷えピタを貼る場所は?
熱中症予防に冷えピタを使うのなら、一番効果がある場所に貼って、有効活用したいですよね。冷えピタを貼るならおでこ、と思いがちですが、暑さ対策で使う場合には注意が必要です。
熱中症で冷えピタを貼るなら脇の下?首?
熱中症の予防に、冷えピタなどの保冷シートを貼るのは効果的です。とくに、太い血管の通っている、脇の下、首、足の付根に貼って冷やすのが効果的。
熱中症になりかけてフラフラする場合でも、脇の下、首、足の付根に冷えピタを貼り、OS1などの経口補水液を少しずつ飲みながら、涼しいところで一休みすればかなり改善されます。
逆に冷えピタを貼るのを避けたいのは、額や頭。熱が出たときに冷えピタを貼る鉄板の場所ですが、頭が冷えると脳が体温が下がった!と勘違いをして、逆に体温をあげようとしてしまいます。
冷えピタのボディ用と普通用の違いは?
冷えピタには熱が出たときにおでこに貼るものと、ボディ用、各種子供用と別々の商品が販売されています。
まず、大人用と子供用の違いは冷えピタのサイズと、メンソールの配合量。子供用の冷えピタにはメンソール少なめ、赤ちゃん用の冷えピタにはメンソールなしで、刺激を減らして作られているそうですが、大人用の冷えピタを子供に使っても、危険なことはありません。(冷えピタ以外の商品は、メーカーに寄って大人用、子供用の違いが異なります。)赤ちゃんに使い場合だけは、赤ちゃん用を使うように気をつけましょう。
ボディ用と普通用の主な違いは、シートの大きさと粘着力です。ボディ用のほうが、毛が生えている場所や、汗を掻きやすい場所の貼ることを想定しているので、粘着力が高め。ですので、普通用はあるけど、ボディ用はない…という場合には、毛が生えている場所を避け、汗をしっかり拭いてから貼るのが良いです。
熱中症や暑さ対策で冷えピタは効果があるの?
熱中症になってしまう原因は、体に水分が足りず脱水状態になり、体温が上昇してしまうこと。体温が上昇すると、体がうまく機能せずに、めまいや頭痛、吐き気、気分が悪くなる、などの症状を引き起こします。
ですので、まず第一に大切なのは十分な水分を取ること!それでも、暑い夏に野外で日光に当たっていると体温は上昇してしまうので、エアコンのない室内や、野外活動が避けられない日には、冷えピタなどの冷却シートや、保冷剤を使って体を物理的に冷やしてあげるのは非常に効果的です。