わたしは静岡出身なので、例に漏れずお茶が好きです。ほうじ茶や玄米茶も好きですが、癖がなくてすっきり飲める緑茶は生活に欠かせないものでした。
地元と親元を離れても、緑茶が好きなことには変わりないのですが、家でお茶を飲む習慣がなくなり、わたしと夫だけでは賞味期限内に飲みきれなくなってしまいました。
でもせっかくの茶葉を捨ててしまうのは勿体無いし、賞味期限切れのお茶は飲んでも大丈夫なんでしょうか?
目次
緑茶の葉は賞味期限切れでも飲める?
実家暮らしだったころは気にしたことがなかったので、茶葉に賞味期限があることを知ったときはびっくりしたのですが、この賞味期限が意外と短いもので、さらにびっくりしました。
お茶っ葉は風味が大切なので、おいしい状態で飲もうと思うと、どうしても賞味期限が袋詰されてから半年から1年くらいになるみたいですね。開封した場合には、保存方法や季節によって、30日から3ヶ月くらいで飲み切るのが理想的です。
そうはいっても、あまり緑茶を飲む習慣がないうえ、うちには無駄にいろいろな種類のお茶っ葉コレクションがあるので、開封した緑茶を3ヶ月で飲み切るどころか、賞味期限内に消費するのも至難の業。
捨てるのももったいないし、賞味期限切れの緑茶を飲んだくらいでお腹を壊したりしないだろうと思って、ずっと放置していた3年前の日付のお茶っ葉を使ってみました。
賞味期限が3年前の緑茶を飲んでみた感想
わたしが飲んだのは、賞味期限は3年前の日付で、いつかは覚えてないけど、最低でも1年は前に開封済みで、買ったときの茶袋をフリーザーバッグに入れて保存していた緑茶の葉です。
飲んでみてどうだったかというと、何度も使ってすっかり出がらしになったお茶を飲んでいる感じでしたが、お腹が痛くなったり気持ち悪くなったり、ということはありませんでした。
しっかり蒸らしても色が出ないので、茶葉の量を増やしてみましたが、やっぱり黄色っぽくて出がらしみたいなお茶だったので、どうせなら新鮮でおいしいお茶を飲んだほうがいいな、と思い、賞味期限切れのお茶っ葉は未開封のぶんも含めてすべて処分しました。
緑茶の葉を炒ると風味が良くなる?
この記事を書くにあたり、細かい事実関係の確認でいくつかのサイトを読んだところ、賞味期限切れだったり、開封後時間が経って風味が落ちてしまった茶葉は、フライパンで軽く炒るといい、という情報を発見しました。
お茶っ葉が吸い込んでしまった余分な水分を飛ばすことで、香ばしさが復活する、ということで、次に賞味期限切れの緑茶を出してしまったときに試してみようと思います。
フライパンには油は引かないこと、熱しすぎると緑茶がほうじ茶になってしまうので、煎り加減を気をつけることを、自分のメモ代わりに残しておきます。
出典: http://www.kane8.jp/preservation.html
緑茶の葉の保存方法は?
それでは、あまり緑茶を飲むわけではないけど、飲みたいときに飲めるように自宅に常備したい場合、どうやって保存するのがいいのでしょうか?
答えは簡単!ほかの食材同様、緑茶も冷凍庫に入れてしまえば新鮮なまま長持ちさせることができます!
購入したら未開封のまま冷凍庫に入れ、使うときに解凍する必要もないので、飲みたいときに必要なだけ冷凍庫から出せば、早く飲みきらないとおいしくなくなってしまう!という心配をせずに緑茶を楽しめます。開封した茶袋は輪ゴムできっちり留めて、さらにフリーザーバッグに入れて冷凍庫に入れています。
冷凍庫がつねにパンパンで、入れたらどこに入っているのか探すのが大変で緑茶飲む気がなくなっちゃうよ~~~という場合、茶袋のまま保存するよりは茶缶に移し替えて、常温で保存するよりは冷蔵庫で保存するほうが、お茶の風味が長持ちするので、長くおいしく楽しめます。