6月頃になると、青梅が手に入りやすくなりますので、自家製の梅酒を作ろうと考えている方も多いのではないでしょうか。自家製の梅酒はとても美味しいですが、材料を揃えるところから、実は梅酒造りは始まっています。梅を仕入れるとき、傷や虫食いがある場合はどうしよう…と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで、傷や虫食いの梅で梅酒を作っていいのか、具体的に見ていきましょう。
目次
梅酒を作るのに梅に虫食いや傷があるものを使ってもいいの?
梅酒を作るとき使うのは、青くて固い青梅となっています。このため、基本的には、傷や虫食いのない梅を用いて作ることが必要となります。傷や虫食いのある梅を使った場合、梅酒が濁ってしまうことがあるためです。
なので、傷や虫食いの梅はよけておき、シロップやジャムなどに使う事が一般的となっています。
しかし、家庭の梅の木の梅で、それほど綺麗な梅が手に入ることって少ないですよね。このため、少しの傷や、ちょっとした斑点ぐらいであれば、そのまま使ってしまう場合も多いです。味などに変化もほとんど感じられないことが多いですので、少しの傷や虫食いであれば、下ごしらえをして使ってしまって大丈夫です。
梅酒用の梅に傷や虫食いがある場合の下ごしらえは?
傷や虫食いの梅で梅酒を作る場合に下ごしらえで特に気を付けることは、包丁などで、傷んでしまった部分、虫食いの部分を取り除いておくことです。
また、使用前には一つ一つを丁寧に洗い、一つ一つを丁寧に清潔な布などで拭いて乾かすようにしていきましょう。水分が残っていると、梅酒が傷みやすくなってしまいますので、重要な作業です。へたも爪楊枝で取り除いておきましょう。
梅酒用の梅に傷や虫食いがある場合の取り出すタイミング
梅に傷があったり、虫食いをしている場合のを取り出すタイミングですが、普通の梅を取り出すタイミングと同じで大丈夫です。もしも気になる場合には、傷んでいる梅だけ早めに取り出し、後の綺麗な梅は、3ヶ月~1年入れておけば安心ですね。
待てば待つほど美味しくなっていくものですので、傷があるからと言って、梅を取り出すタイミングを焦ってしまい、全部早く取り出してしまうと、美味しくない仕上がりになってしまいます。
自宅で楽しむ用の梅酒なら神経質になりすぎなくて大丈夫!
傷や虫食いの梅であったとしても、きちんと包丁などで一部取り除くようにして、丁寧に下ごしらえをすれば梅酒を作ることは可能です。自宅の梅の場合、そんなに綺麗な梅が手に入らないことも多いですので、多少の傷であれば、問題ありません。
しかし、果肉がみえてしまうほどの大きな傷の梅の場合は避けておくようにしましょう。
また、しっかりと梅酒を作る前に、下ごしらえをする事がとても大切。包丁で、傷や、虫食いなどを取り除きましょう。つけおく時間はそのままで良いですが、気になる方は先に傷んでいる梅だけを、事前に取りだしておくようにしましょう。