
先日サラダを作るのに、レシピに書いてあったオリーブを購入しました。オリーブは、原産国や色の違いや、オイル漬けだったりオイルのほかにハーブやスパイス漬けになっていたり、はては中にパプリカが押し込んであったりして、買い慣れていないと正しいものを選ぶのがちょっとたいへん!
それでもレシピ通りにグリーンオリーブのオイル漬けを購入できたのですが、レシピによると、種を抜いて刻んで入れるように書いてありました。
予め種を取ってあるオリーブが買えたら楽だったのですが、残念ながらわたしの購入したのは種の入ったままのオリーブ。試しに包丁で種の周りを切ってみると、きれいに取れないので無駄が多いし、オイルで手がべたべたになって包丁を握るのが危ないし、なにより恐ろしく時間がかかる!
これはいけない、と思い、オリーブの種の抜き方を調べてみました。
目次
オリーブの種の取り方は?
種を取る、というと、リンゴの皮を剥くように種の周りを削ぎ落としてみようとしたり、アボカドや桃みたいに、半分に切ってうまい具合にふたつに分かれないか考えがちですが、オリーブの実はしっかりと種にくっついていて、どちらの方法も希望したとおりにうまくいきません。
なぜなら、オリーブの種はくり抜くよりも押し出すほうが簡単に取れるから!幅のある包丁の腹を使って、にんにくを潰すときの容量でオリーブを押し付けると、ぬるっと種が出てきます。
油が染み出してそれなりに散らかるので、まな板に乗せて作業をすることをおすすめします。まな板が動かないように、下に濡れた布巾を敷いておくと安全ですね。
フライパンでオリーブの種を一気に取ることはできる?
押し付ければいいなら、重めのフライパンで叩けば一度にたくさんのオリーブの種を取ることができるんじゃないか!と閃いたので試してみたところ、押し付ける力が分散してしまい、種は出てこないかわりにオリーブがあっちこっちに飛び散るという、散々な結果になりました。
ちょうどいい包丁がないよ~~!という場合には、包丁の代わりにオリーブをひとつずつ叩くことで種を出すことはできそうですが、まったく時短にはなりませんし、包丁…ありますよね…?
オリーブの種抜き器を使う方法も!
さいごに、オリーブの種を取る専用の道具が販売されていることも紹介しておきます。一発で簡単に、なおかつきれいに種が抜けるので、オリーブの出現率の高いご家庭では良いものをひとつ持っていると、台所での作業が夢のように楽になるのでおすすめです。
オリーブはおいしいので、種があってめんどくさい、種を取るのがめんどくさいから食べないっていうのはもったいないですからね。さくらんぼの種抜きにも使えるので、さくらんぼを使ってお菓子をつくるひとにも便利です。
オリーブの種抜き器は100均アイテムでも応用できます!
急に購入するにはちょっと高いかな?という値段なので、迷ったら100均のくり抜き器を使うという手もあります。たまにしかオリーブを食べない場合でも、100円で時短になるなら安いものです。
りんごやパイナップルの芯を抜く道具ではなく、果物や野菜をまるくくり抜いてきれいに飾り付けたりするようのくり抜き器は、ダイソーで見つけることができます。