オリーブはおいしいのですが、お店で出てくると、手づかみで食べていいの?フォークとか爪楊枝を使ったほうがいいの?種はふつうに吐き出していいの?吐き出したらどうすればいいの???と、マナーで悩むことが多いんですよね。
気の知れた友だちと、カジュアルなお店に行くのならまあいいのですが、目上の人や親しくない親戚、付き合い始めたばかりの恋人がいっしょの場合、困ったことになってしまいます。
次にお店でオリーブが出てきたときに困らないように、オリーブの食べ方のマナーについてまとめてみました!
目次
オリーブの食べ方マナーは?
オリーブの食べ方のマナーは、オリーブがどういう状態で出てくるかによって異なります。手づかみで食べて良かったり、爪楊枝やナイフとフォークで食べる場合もあるので注意が必要です。
前菜や付け合せのオリーブの食べ方のマナー
前菜で出てくるオリーブは、もし爪楊枝がいっしょに出てくる場合には爪楊枝を使って食べるのが好ましいですが、どうしても食べにくい場合や爪楊枝がない場合には、指でつまんで食べて大丈夫です。
小さなオリーブは一口で、大きなオリーブの場合は二口で食べるのが望ましいです。
サラダや煮込み料理に入っているオリーブの食べ方のマナー
料理に使われているオリーブは、その料理を食べるのに使うカトラリーを使って食べるのがマナーです。多くの場合、ナイフとフォークですね。種の入ったままのオリーブはフォークが刺さりにくく、種がない場合でもオイルでつやつやしていて丸いので、皿から飛び出してしまわないよう気をつけて食べましょう。
カクテルに入っているオリーブの食べ方のマナー
マティーニなど、カクテルに沈んでいるオリーブを食べるには、もし爪楊枝がついている場合には爪楊枝でつまんでそのまま食べます。専用に楊枝が出てこない場合には、グラスを傾けてオリーブを口の中に転がし入れてしまってOKです。
食事用のフォークやスプーンが手元にあっても、それをグラスに入れたりしないでくださいね!
オリーブの食べ方マナーで種はどうする?
食事別にどうやってオリーブを食べればいいのかが分かったところで、気になるのは種の扱い方ですよね。
もし大きなオリーブを二口で食べる場合、種は口に入れずに残せるのでそのまま捨てることができますが、小さなオリーブをまるごと口に入れる場合、どう考えても種は吐き出すしかありません。音を立てないように自分の手のひらに出しましょう。
ただし、正確なテーブルマナーでは、口の中に入ったものを出す必要がある場合、入れたときと同じ要領で出す必要があるので、サラダや料理に使われているオリーブをナイフとフォークで口に入れた場合には、フォークの上に種を出すのが正解です。逆の手で口元を隠して、舌を上手に使ってフォークに種を吐き出しましょう。
吐き出したオリーブの種はどうすればいいの?
もしオリーブの種を入れるようの容器が用意されている場合は、そこに入れておけばいいのですが、ない場合には自分の皿の隅に寄せておいて大丈夫です。
ただ、人によっては口から出したものが視界に入ることに不快感を覚えることもあるので、気になるようでしたら紙ナプキンに包んでテーブルの隅に置いておくのもありです。