毎年梅が出回る季節になると、お店の店頭に美味しそうな青梅が並びます。少し手間は掛かりますが、自家製梅ジュースの美味しさは格別ですよね。
お年寄りから子供まで、みんなに愛される梅ジュース。でもいつから飲めば美味しいのか、成熟させ具合や賞味期限はいつまでなのか、初めて作ると分からないこともたくさん!
せっかく手間暇かけて作った梅ジュース。美味しく飲めるコツをご紹介しますので、ご活用ください。
目次
梅ジュースはいつから飲めるの?
梅シロップを漬けてみたけれど、いつが飲み頃なのか分かりにくく、早すぎて美味しくなかった、なんて事はありませんか?ぜひ梅ジュースを美味しく飲み始めれる目安を覚えてくださいね。
一般的には、青梅と一緒につけた氷砂糖が溶けきる頃、10日ほどしてからが飲み頃だと言われています。ただ気温や保存場所によって、氷砂糖が溶けるスピードは変わります。
もし早く溶けてしまっても10日ほどは様子をみましょう。梅のエキスが抽出されるのには時間がかかるためです。しっかり梅の味が抽出された、美味しい梅シロップになるまで、焦らずじっくり待つことが大切です。
梅ジュースは熟成させたほうがおいしくなる?
美味しく出来上がった梅シロップ。一度開封したら、早めに飲み切りましょう。熟成させたい場合は、開封せずに保存する必要があります。
ですが、お酒でつけた梅酒とは違い、成熟させればさせるほど美味しくなるというわけではありませんので、注意が必要です。
1ヶ月ほどで梅の抽出はストップし、次は発酵期に入ります。気温により、カビが生えたりする危険性があり、管理が難しいでしょう。できれば消毒さてたスプーンで梅を全て取り出し、新たに煮沸消毒された密封できる瓶に移し替え、冷蔵庫で保存することをおすすめします。
梅ジュースの賞味期限や日持ちは?
賞味期限は、保存状態によって変わります。密封した状態を冷蔵庫で保存して、味しく飲める目安はおおよそ半年ほどと覚えておきましょう。
梅を全部取り出して、出来上がったシロップを火に通して、再び煮沸消毒した瓶に保存しておけば、1年ほどは楽しむことができます。
また、飲みかけのものは冷蔵庫に入れて、半月から1ヶ月ほどで飲み切るようにしましょう。
梅ジュースは冷凍できるの?
年中梅ジュースが飲みたいという人は、少量づつ分けて冷凍保存する方法もあります。
長く保存させるためには、保存容器や使う道具の加熱処理が重要になりますので、自分の手もきちんと消毒して、雑菌が入らないようにしてくださいね。
梅ジュースは保存方法に気をつければ長く楽しめます!
きちんと手を加えれば、長期間保存できる梅シロップ。ちょっとした手間暇で、長い間楽しむことができます。今年はぜひ多めに梅シロップを作って、上手に保存してみてください。
夏場に飲む梅ジュースは、さっぱりしていて疲れが吹き飛びますね。色々な飲料で割って、オリジナルの自家製梅ジュースのレシピを増やすのも楽しいですよ。
家族みんなで楽しめる梅ジュース。自家製なら、保存料も添加物も入っていない安心の味を家族に味わってもらえます。ニコニコ美味しそうに梅ジュースを飲む、みんなの顔が浮かんでくるようです。