
赤ちゃんが生まれると、生活がガラッと変わって凄くバタバタしますよね。赤ちゃんがグズって睡眠不足が続いたり、精神的にも体力的にもママはクタクタになる時期でもあります。
そんな時期にやってくるのがお宮参り。正直、改まって出かけることなんて考える余裕ないよ~!というのが本音、という方も多いのではないでしょうか?
ママの体力を試すかのようなタイミングのお宮参りは、絶対に行かないとだめなのでしょうか?やらないとどうなるの?
このページでは、そんな状況でもお宮参りには行ったほうがいいのかどうか?について紹介します。
お宮参りには絶対行かないとだめ?
赤ちゃんの誕生、無事に最初の一か月を過ごすことが出来たことをお祝いし、神様に感謝と報告を行うお宮参り。
地域差がありますが、正式には男の子は生後31日目、女の子は生後32日目に行うものとされています。
つまり、新生児の育児疲れが溜まっている時期になるのですが、そんな時期のお宮参り、みんな必ずやっているかというと、そうでもないようです。
お宮参りはめんどくさいしやりたくない
お宮参りは神教の行事のひとつで、赤ちゃんが生まれてすぐ亡くなってしまうことの多かった時代に、赤ちゃんの健康と長寿を祈る目的で行われてきました。
ですので、宗教と関わりのない生活を送っている多くの現代人にとっては、「やってもやらなくても良い行事」くらいの認識の人も実は少なくありません。
日本人でも、海外に住んでたりするとお宮参りのために一時帰国は出来ませんし、お宮参りをやらなかったことを後悔しないのならば、やらないのも選択のひとつです。
ただ、将来子供が病気や怪我になったときに、お宮参りをやらなかったからだ…、と思い詰めてしまう性格の方や、親族が行事に思い入れがあるようでしたら、勝手にお宮参りはやらない!と決めてしまわずに相談するほうが安心です。
お宮参りは固く考えず柔軟に!
一般的には、お宮参りをやらない人よりは、やる人のほうが多いです。
しかし、やり方にはかなり差があり、親族揃って神社に出向き、初穂料を払って祝辞をあげてもらい、その後食事会ないし写真館で撮影を行う!という人がいる中、パパとママと赤ちゃんだけで私服で近所の神社に行き、お賽銭を投げてお祈りをするだけ、という人もかなりの数います。
神社ではお賽銭を投げるだけで済ませるけど、後に残せる写真撮影にお金を使いたい人もいますし、逆に神社ではしっかりと祝辞をあげてもらうけど、写真館には行かない、という人もいるでしょう。
お宮参りを行う時期にしても、生後一か月に拘らずに日や家族の都合の良いタイミングで行う人も増えています。
お宮参りは大変そうで準備するのがめんどくさい、やりたくない、今は育児で手一杯で無理!という人こそ、フルコースを想像しがちなので、あまり深く考えずに、都合と調子のいい日に家族揃ってふらっと近所の神社に出かけるだけでも良いんだ、と考えてみてはいかがでしょうか?
それだけでもお宮参りを済ませた!と思えれば、ママの気持ち的にスッキリしますよ!