
所用のため国内移動で飛行機に乗ることになったけど、1歳の子供を連れて行くのにインフルエンザに感染してしまうことが心配。大人しくマスクをしていられる年齢ではないし、幼児が機内でインフルエンザに罹らないためには、何が出来るのか悩んでいるお母さんへ。
1歳の子供を連れて飛行機に乗るときの、インフルエンザ対策について紹介します。
目次
飛行機内でのインフルエンザ対策で、幼児が感染しないようにするには?
乾燥していて逃げ場のない飛行機内だと、普段以上に心配になりがちですが、空気感染ではなく飛沫感染するインフルエンザの場合、スーパーや人混みに行くことに比べて、そこまで劇的に感染する可能性が跳ね上がるわけではありません。
まずはインフルエンザがどうやって感染するかをおさらいしてみましょう。
インフルエンザの感染経路とは?
インフルエンザウイルスは、感染者の咳やくしゃみに含まれています。感染者が咳やくしゃみをするとウイルスが周囲に飛び散りますが、咳をするのに口を覆った手を洗わずに周囲の物に触った場合にも、触った箇所にウイルスが付着します。
このように周囲に広がったウイルスを直接吸い込んでしまったり、ウイスルが付着した箇所を触り、その手で目をこすったり鼻を触ったりすると、健康な人もインフルエンザに感染してしまいます。
飛行機内でインフルエンザに感染しやすい理由
そう考えると、普段の生活で感染してしまう可能性より、高くはない気がしますよね。飛行機内で特にインフルエンザに注意したい理由は、空間が密閉されていることよりも空気が乾燥していることにあります。
インフルエンザウイルスは、乾燥している場所だと湿気のある場所に比べ断然長生きします。飛行機内での湿度は20パーセント以下と絶望的。喉が鼻の粘膜も弱るので、感染しやすくなってしまうんです。
飛行機機内で子供がインフルエンザに感染しないようにするには?
それを踏まえた上でインフルエンザ対策をしていきましょう。飛行機内に是非持ち込みたいグッズ、対策を紹介します。
消毒用アルコール
物を食べる前には必ず、それ以外でもこまめに手や、舐めるクセのある体の部分に刷り込んで、インフルエンザウイルスを撃退しましょう。拭き取るシートタイプの物があると、座席やテーブルなども拭けるので更に良いです。
機内の液体の持ち込みは、国内の場合そこまで制限が厳しくないエアラインが多いです。念のためご利用予定の航空会社に確認してみてください。
濡れタオルを近くに置いておく
極度に乾燥している機内では気休めにしかなりませんが、濡れタオルを側に置いておくことで湿度アップが狙えます。
手洗いうがいをさせる
飛行機に乗る前、降りた後に、手洗いうがい、できれば腕や顔も洗って綺麗にしましょう。
こまめな水分補給、飴玉を舐めさせましょう
飛行機に乗っていると喉がとにかく乾燥します。飴を舐めたり水を呑んだりして、喉を湿られましょう。
インフルエンザの予防接種を受けていれば飛行機内でも大丈夫?
予防接種を受けることで防げる可能性はぐんとアップしますが、予防接種ではカバーされていない新型ウイルスである場合や、体が弱っている場合など、予防接種を受けていてもインフルエンザに掛かる可能性はあります。
予防接種を受けているから大丈夫、と安心せずに、体調管理と手の消毒は忘れずに行いましょう。