我が子に似合いそうな毛糸を選んで、手編みのマフラーを編むのは、小学生以下の子どものいるお母さんのちょっとした夢ですよね。
編み物の中でもマフラーは簡単なので、初心者でも挑戦しやすいのですが、初めてだと細かい疑問も。小学生の子供にマフラーを手編みする場合、長さや幅はどれくらいが一般的なんでしょうか?
このページでは、初めてマフラーを編むときに知っておくと便利なことなど、子供のために手編みのマフラーに挑戦したいお母さんに役立つ情報をまとめます♪
目次
子供のマフラーの長さってどれくらい?
手編みの良いところといえば、市販では得られない、好みのデザインを作ることができることです!
凝ったデザインにするには技術が必要ですが、長さは幅の太さくらいなら変えやすいし、子供に合ったサイズで作ってあげることができます。
マフラーの基本の長さは、身長の前後10センチが理想的とされています。身長130センチの子の場合、マフラーの長さは120センチから140センチがちょうど良いことになりますね♪
わたしが小学生のときにも、手作りマフラーは一時期ブームにもなったのですが、平均よりも長めのマフラーを持っている子と、先にポンポンの付いたマフラーをしてる子が羨ましくて、母親にねだって作ってもらった記憶があります。
マフラーにポンポンなどのモチーフや、フリンジ(先端のふさふさ)を付ける場合、その分長くなることも考慮しておきましょう♪
有名ブランド子供マフラーの長さ
また、有名子供服ブランド、ミキハウスのマフラーは、長いのもだと125センチ、短いものだと100センチとなっています。(ミキハウスのマフラーは、裏にマフラーを差し込む場所がある「何度も巻かない」マフラーも多く、そちらは65センチ~ともっと短いものが多いです。)
ちなみに、憧れブランド、バーバリーの子供用のマフラーの長さは127センチとなっています。
子供のマフラーの幅の平均は?
さて、長さについて分かったら、次に知りたいのはマフラーの幅ですよね。
こちらは、ミキハウスのマフラーは細めが多く、10~11センチ、バーバリーのマフラーは20センチとなっています。長いマフラーは長さに比例して太くなる、ということはなく、幅は使いやすさやデザインに影響していることが多いです。
大人用のマフラーの平均幅は30センチですので、ミキハウスのマフラーはだいぶ細く、子供用の平均としてはバーバリーの20センチくらいが多いです。
子供のマフラーを手編みするときに知っておくべきことは?
編み物の失敗の中には、途中でやり直しのきかないものも幾つかあります。
もうすぐ完成できそう!という段階になって、最初からやり直さなければならない…なんて事にならないように、最低限知っておきたいことを紹介します♪
マフラーがチクチクして使ってくれない!
子供にマフラーを手編みするときに一番多い失敗は、マフラーがチクチクして、せっかく編んだのに使ってくれない!ということです。
頑張って作るのだから、タンスの肥やしにしないで使ってほしいけど、チクチクして嫌!というのを強要することはできませんよね。
手編みのマフラーにありがちな、ちくちくしてしまう、の原因は、使用する毛糸にあります。
毛糸の素材が毛100パーセントのものは、ゴワゴワチクチクしやすいので、とくに肌の繊細な子供用のマフラーを編む場合、アクリルやナイロンと混合になっている毛糸を選びましょう。
編み途中で毛玉がなくなってしまった!
また、とくに初めてマフラーを編む人がやりがちなのが、ギリギリの毛玉だけ用意して、網目が安定せず、ところどころキツく編んでしまったりして、思ったより長さが足りなくなってしまうこと。
毛糸に余裕があれば良いのですが、途中で毛糸が足りなくなってしまって慌てて手芸用品店に買いに行っても、同じ毛糸が売り切れになっている、なんてことも。
とくにクリスマスやバレンタイン時期は、毛糸の売れ行きが良いので商品の入れ替わりも早いです。最初に購入するときに、余裕を持って毛玉を用意しておくと安心です。