茶碗蒸しが好きで自宅で作ってみたけど、必要以上に卵液ができてしまい、あまりをどうすればいいか悩むことってありますよね。夕食用に下準備をしたいけれど、作った後の卵液の保存方法も気になります。
このページでは、茶碗蒸しの卵液の保存方法と、日持ちについてまとめています。
目次
茶碗蒸しの卵液の保存方法は?
卵が入っている茶碗蒸し、いかにも日持ちしなさそうですよね。どれくらいなら日持ちさせられるのか、どうやって保存すれば安全なのか、しっかり調べて食中毒を起こさないようにしたいですね。
茶碗蒸しの卵液はどれくらい日持ちするの?
溶き卵とだし汁でできている茶碗蒸しの卵液は、常温で放置するのは非常に危険なので、あとで使いたい場合には密封できる容器に入れて冷蔵庫で保存が肝心です。それでも24時間以内には火を通したいですね。
だし汁は作った後どんどん味が落ちていきますし、濁って見た目が悪くなります。腐りやすくもあるので、美味しく食べるのなら作って2日程度の日持ち。卵はもっと短く、一旦割ってしまったら24時間以内に火を通したいです。食中毒を起こすサルモネラ菌が繁殖しやすいので、絶対に冷蔵庫で保存し、蒸すときには完全に日が通っていることを確認しましょう。
それ以上日持ちさせたい場合には、味は格段に落ちますが冷凍保存してしまうのが安心です。
茶碗蒸しの卵液は翌日作り置きできる?
ですので、前日の夜作って翌朝、翌日の昼、タイミングによっては翌日の夕食に、卵液を作り置きすることは可能です。
具とすべて一緒にして蒸すだけにしておいても良いですが、長時間置いておくと円分や出汁が沈殿するので、蒸す前に中身をかき混ぜると改善できます。
また、作り置きした材料でより美味しく食べるのなら、出汁、卵液、具をすべて別々に冷蔵保存して、蒸す前に合わせるのがベストです。ほとんど手間ではないので、作り置きすることが分かっている場合にはこちらの方法で冷蔵保存することをおすすめします。
茶碗蒸しの卵液のあまりは冷凍できる?
味は落ちますが、蒸す前の卵液は冷凍庫で保存することができます。具材は入れても入れなくても大丈夫です。
冷凍した卵液で茶碗蒸しを作る場合、凍ったまま、もしくは冷たいままの卵液をそのまま蒸すとうまく固まらない場合があります。蒸す前に卵液を常温に戻すか、蒸す時間を長めに調節して、しっかり火を通して食べましょう。
茶碗蒸しの卵液の冷凍は、解凍する手間の割に味が落ちて美味しくないので、冷凍はできても向いていません。あまってしまったら翌日までにだし巻き卵、親子丼などの丼物、味噌汁の具、キッシュなどにアレンジして使い切ってしまうのがおすすめです。