触り心地が良くて暖かく、さらりと巻くだけでオシャレ上級者に見せてくれるカシミアストール。1万円強のちょっと良いものを購入したら、丁寧に扱って長く使いたいですよね。
長持ちさせるためにも、冬から春先にかけて大活躍のカシミヤストールの、正しいお手入れ方法を知りたい!できれば自宅で洗濯したいけど、やっぱりドライクリーニングに出したほうが良いのでしょうか?このページでは、カシミアストールの洗い方やお手入れ方法を紹介します。
目次
カシミアストールはドライクリーニングに出すべき?
良い洋服はクリーニング屋さんに持って行って、ドライクリーニングに出せば間違いないと思っている人は少なくありませんが、カシミアストールに関しては必ずしも正解ではありません。
カシミアストールの独特なヌメリ感というか、しっとりした手触りは動物性脂分が元になっているのですが、ドライクリーニングに出すとこれが抜けてパサッとした感じになってしまうんですね。
一番良いのは知識のあるクリーニング屋さんに出すことですが、カシミアの手触りを残したまま仕上げて貰おうと思うと、結構お財布に響きます。
自宅でのカシミアストールの洗い方
自分で洗いたい場合には、洗濯機を使わず桶で手洗いします。ポイントはガシャガシャ動かしたり揉んだりしないこと、温度の高いお湯を使わないこと、水に浸かっている時間を短時間にすること、です。
また、洗剤選びもストールを長持ちさせたい場合には非常に重要!市販のお洒落着用洗剤でも良いですが、傷みやすい服を自宅で洗うことの多い人は、プロ・ウォッシュなど、衣服を守る成分がたっぷり入っているものをひとつ持っていると便利です。
これをぬるま湯に溶かしてストールを畳んで入れ、お湯の中で浮かしたり沈めたりしながら主に水圧で洗います。軽く絞ってから桶に新しい水を張り、同じ容量で水圧で洗剤を洗い落とします。洗濯機で30秒から1分程度脱水して、手洗い完了です!
干すときにも注意が必要で、物干し竿に吊るすと水の重さで伸びて変形の原因になるので、すのこの上など平らな場所に置いて乾かしましょう。型崩れ防止用のハンガーも便利です。
カシミアストールにアイロンはかけても良いの?
低温のアイロンでしたら注意しながらなら使っても大丈夫ですが、シワを伸ばしたいのなら、アイロンのスチームを吹きかける程度でも十分対処できます。
アイロンを使う場合には、カシミアストールに押し付けないよう軽くあてます。左右にゴシゴシ動かすとカシミアが痛むので、一方方向に数回アイロンを滑らせましょう。
カシミアストールの正しいお手入れ方法とは?
そしてどんなに気をつけて洗うにしても、出来るだけ洗濯やアイロンの回数を減らすほうがカシミアストールは長持ちします。
使ったあとは手で埃をはたき落としてから通気性の良いカバーに掛け、光の当たらない場所で保管してください。ハンガーに掛ける場合には厚手のしっかりしたハンガーに掛けましょう。