皆さんは家電等を利用する際に、コンセントを入れっぱなしで使用していますか?実は使い方を誤るとコンセントというものは簡単に発火し、火事になってしまう危険なものでもあるのです。
このページでは、どのような状況でコンセントが火事を引き起こしてしまうのか、防止する方法や、掃除方法について、わかりやすく簡単に解説します!
目次
コンセント入れっぱなしにすると火事になる?
コンセントを入れっぱなしにすると火事になってしまうという噂は、ある状況下においては真実です。その状況は大きく分けて3つあります。
まず第一に、ほこりが周囲に溜まってしまっていること。ほこりというのはたいへん燃えやすい素材ですから、コンセントに電気が流れることによって生じるささいな熱ですらも、簡単に発火要因になってしまうのです。
次に、気候条件によって、窓際や外にあるコンセントに結露が生じてしまう場合。こちらは結露によってコンセント部分が錆びて、漏電しやすい状況が出来上がってしまいます。結果として漏電し、そのまま火災が起こってしまうのです。
そして、最後はコンセント自体の発熱です。熱がこもりやすい場所や、気温がそもそも非常に高い場合、経年劣化によって故障している場合等に、コンセントそのものが異常に発熱してしまうことがあります。そのような状況は非常に危険で、放って置くと火事を引き起こしてしまうのです。
コンセントで火事になるのを防止する方法
コンセント火災を防止する方法は原因によって異なります。
まずほこりの場合は、周囲と機器を定期的に掃除して清潔に保つことが重要です。次に結露の場合は、結露しやすい位置にあるコンセントを取り払うか、結露防止用のコンセントを購入して取り付けるようにしましょう。
最後に、コンセントが発熱している場合についてですが、これはその原因をとりはらうことに尽きます。熱がこもりやすく発熱しやすい位置や環境ででの利用は避け、少しでも異常を感じたら使用を取りやめ、新しい機器に取り替えるようにしましょう。
コンセントの掃除方法は?
コンセントの掃除を行うに際して、まず行ってもらいたいのは周囲の環境を整えることです。散らかった部屋のまま行えば、すぐにまたほこりが付着してしまうため、ほとんど掃除の効果がありません。
周囲をきれいに整えたら、次はいよいよコンセントと電源プラグの掃除に移ります。手順はまずコンセントをプラグから抜き、きれいな布で乾拭きしてほこりを取り除きます。さらにコンセントの穴にホコリが溜まっている場合は、ハンディーワイパー等を使用して軽く、穴のホコリを取り除きましょう。
定期的に掃除をすれば、頻度自体は3ヶ月に一度、半年に一度程度でも大丈夫です。ただし、必ず放置はせず、頻繁な目視による点検を心がけましょう。
コンセント火災の原因を知りこたまに状態を確認しましょう!
コンセントは設置場所の環境に気をつけて、きちんとした手入れを定期的に行ってさえいれば、発火が起きることはほとんどありません。重要であるのは、常に周りを清潔に保つことと、定期的な点検を行うことの2つだけです。
数ヶ月に一度は大掃除も兼ねて家のコンセントをチェックするような習慣を身に着けましょう。そうすればコンセントによる火災への巨富に脅かされる心配は一切ありません。