すこしまえに飾っていたドライフラワー、半年たったころから、へんな臭いがするようになりました。臭い!!!というほどではないのですが、古くなってほこりをかぶった本のような臭いというか、しっけたお香を焚いたような臭いというか、気分が盛り下がる縁起の悪そうな臭いです。
部屋中に充満する、というほどではないにしても、嫌な臭いがするものを置いておくのは、中途半端に掃除を終わらせてしまったようなスッキリしない感じがするんですよね。そうなったらもう捨てるしかないんでしょうか?
ドライフラワーの臭いの原因と対策について調べてみました。
目次
ドライフラワーが臭いのはなぜ?
そもそもなぜドライフラワーからへんな臭いがするんでしょうか?枯れてるとはいえお花なので、いい匂いがするべきでは、と思いますよね。
ドライフラワーが臭くなる原因はいくつかありますが、主な理由はふたつあります。湿度の高い時期などに作ったドライフラワーで、乾燥させる段階で湿気を吸ってしまい、それが原因で湿ったような臭いがする場合と、作ったドライフラワーに雑菌や虫がついてしまい、それらが原因でいやな臭いを発している場合です。
どちらが原因であっても、そうなってしまったドライフラワーは処分して新しいものを作るほうがすっきりしますが、そこまで臭いが酷くなく、観察してみて状態が悪くない場合には、アロマオイルや香水を使って臭いをごまかすこともできなくはないです。
ドライフラワーの臭い対策
臭いの原因が分かったところで、ドライフラワーの臭いを改善する方法を紹介します。すでに臭くなってしまったドライフラワーを、アロマオイルや香水をつかって改善させる方法と、臭くならないように作る方法にわけてみました。
ドライフラワーの臭いをアロマオイルや香水で対策する
ポプリが主にドライフラワーでできていることを考えてみると、ドライフラワーにアロマオイルや香水で香りをつけることが、できないわけありません!作り方もポプリと同じ要領で、お好みのアロマオイルや香水を染み込ませた保留剤といっしょにドライフラワーを密封し、そのままひと月ほど香りを染み込ませれば完成です。
臭いが気になるドライフラワーから、ルームフレグランス代わりになるドライフラワーに変身します。
ドライフラワーが臭くならないように作る
湿度の高い時期に作ると臭いが付きやすいので、逆さまに吊るして乾燥させる場合には、乾燥している冬場に作るのが最適です。しかし花には時期がありますし、作りたい!と思いたったときが作りどきであるのも確か。
なので、湿度の高い季節にドライフラワーを作りたい場合には、自然乾燥ではなくシリカゲルを使った乾燥をするのがおすすめです!おやつが湿気ないように袋に入っているあれですね。ドライフラワー専用のシリカゲルが売っているので、専用のものを使うときれいに仕上がります。
シリカゲルを使って作るドライフラワーは、色が褪せにくくて形崩れもおこしにくいので、お店で買ったようなドライフラワーが作れる、という点でもおすすめです。
ドライフラワーに虫がつかないようにする
また、きれいに作ったドライフラワーに虫がつかないようにするために、ドライフラワーや押し花専用の防虫スプレーを吹きかけておけば完璧です!
多くの花用防虫スプレーは、静電気を防止してほこりがつきにくくしてくれたり、色褪せ予防にもなるので、作ったドライフラワーを長く飾るつもりでしたら、使っておいて損はありません。