生後一か月の生まれたばかりの赤ちゃん。初めての子育てで、幸せを噛み締めながらも分からないことだらけでママは大変ですよね。
そして噂には聞いていたけど、これでもかってくらい泣く!母乳はあげたばかりだし、オムツも汚れてないのにエンドレスで泣くのは、どこか悪いの?病院に連れて行くべき?
このページでは、新生児が泣く理由と、泣いてばかりのときに出来ることを紹介します。
赤ちゃんは泣くのが仕事、とはいえ、泣く理由が見当たらないのに鳴き続け、あんまり続けて寝てくれないのでは、どこか悪いのではないか?と心配になりますよね。
母乳はあげたばかりで、オムツも汚れていない、母乳の後にはゲップを出したし、それでも泣き続けるから最終手段の抱っこをしても泣き止まない!ママの睡眠時間も削られてクタクタになってしまいます。
心当たりは全部チェックしたけどなく原因が見つからないときに見直したいのは、赤ちゃんが充分なミルクを飲めているか?ということです。もしかして、完全母乳でミルクをあげてはいませんか?
目次
赤ちゃん生後一か月が泣き止まないのはお腹が空いているから?
母乳は赤ちゃんにとって消化が良いですし、頻繁にママとのスキンシップを取れる、赤ちゃんにとって大切な時間です。ママにとっても産後の子宮回復に効果がありますし、ミルクを作る時間を省略できるので良い事だらけに思えます。これからお金は幾らでも掛かるので、節約できるところは節約できますしね。
ただ、完全母乳で育てていると、赤ちゃんはどれくらいミルクを飲んでいるのか目で見て知ることが出来ません。
出産後、母乳が充分に出るようになるまでの期間には個人差があり、出産前か直後から充分な量の母乳が出る人は5割くらいで、意外と少ないんです。
母乳の量が充分でないので、赤ちゃんは充分な量のミルクを飲むことが出来ず、お腹が空いていて泣き止まないんですね。
生後1ヶ月の赤ちゃんが泣いてばかりのときに出来ること
ですので、少なくとも母乳が充分な量が出るようになるまでは、粉ミルクと母乳を混合で与えましょう。哺乳瓶に入れたミルクを赤ちゃんに上げてみると、物凄い勢いで飲み始めるのでびっくりしますよ!
ただ、赤ちゃんが飲んでいる量が分かるからと完全にミルクに切り替えてしまうと、いつまでたっても充分な量の母乳が出るようにはならないので、1日8回は母乳を与え、足りないようだったらミルクで補うようにしましょう。(母乳は赤ちゃんが乳首を吸う刺激によって分泌量が増えていきます。)
母乳の分泌量を増やす為に出来ること
それでも、出来るだけ母乳で赤ちゃんを育てるのが理想的。母乳の分泌量が十分になるタイミングには個人差が大きいですが、気休めながら出来ることもあるのでやってみましょう。
まず、一番効果的なのは、上記しましたが赤ちゃんに飲んでもらうことです。赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激は母乳の分泌量を増やすのに不可欠ですので、充分な量が出ないしミルクでいいや、と横着せずに、ミルクを上げる前に母乳をあげ、足りない分をミルクで補うようにしましょう。
その他、母乳の量を増やすのに生活に取り入れるべきなのは、
- 充分な水分を取る
- 体を冷やさないようにする
- 充分な睡眠をとる
- 母乳が出やすくなる食生活に切り替える
です。ひとつずつ紹介します。
充分な水分を取る
赤ちゃんの飲んでいる母乳の9割は水分と言えるほど、母乳は主に水分で出来ています。赤ちゃんが飲んでいる母乳の9割の量の水がママから出ているわけなので、普段以上に水分を取らないと気付かないうちに水分不足になってしまうことも。
常温の水か、体を冷やさないように温かい飲み物を意識して飲みましょう。
体を冷やさないようにする
体を温めて血行を良くし、母乳の出来やすい体を作ります。冷たい飲み物や体を冷やす食べ物を避け、普段より厚着をして体を冷やさないように気を使いましょう。
十分な睡眠を取る
泣き止まない新生児がいるのにグッスリ普段通りに寝るのは難しいですが、赤ちゃんがお昼寝している間は、今こそ片付いていない家のことをやらなければ!と無理をせずに一緒に寝るようにして、足りない水分時間を補いましょう。
母乳が出やすくなる食生活に切り替える
体を冷やす夏野菜を食べ物を避け、体を温める冬野菜、とくに根菜を中心とした和食を食べましょう。脂っこい食事は入管を詰まらせてしまうので、特におすすめできません。