生後1ヶ月ちょっとの赤ちゃんに授乳していると、かなりの頻度でむせてしまって苦しそう。むせると飲むのをやめてしまうし、あんまり飲んでないのに吐くことも多くて心配!ママが出来ることはないの?
このページでは母乳で赤ちゃんがむせるときの対処法を紹介します。
目次
赤ちゃんが母乳でむせるときの対処法は?
授乳中に赤ちゃんがむせる場合の原因は、母乳が勢い良く出すぎていることがほとんどです。体質であることもありますが、生後1ヶ月くらいの赤ちゃんだと飲む量も多くないので、母乳の作られる量と必要な量が調整されるまで、もう少し掛かることも良くあります。
赤ちゃんが大きくなると飲む量も増え、母乳の量も徐々に調整できるようになってくるんですね。
また、その頃の赤ちゃんはまだうまく嚥下することができず、むせながら学習しているともいえます。自然なことなので、なにか問題があるのでは!?と心配する必要はありませんよ。
赤ちゃんが母乳でむせると苦しそうだけど出来ることは?
とはいえ、苦しそうな小さな我が子を見ながら、何もできないのはやるせないものです。できることなら、少しでも飲みやすい状況を作ってあげたいですよね。
まず、勢い良くむせてしまっても慌てずに、落ち着かせるように背中を軽くポンポンして休憩する時間を作ってあげましょう。このときにゲップできると更にいいです。ママも赤ちゃんも焦らずに、ゆっくり授乳しましょう。
赤ちゃんがむせにくい姿勢で授乳を行う
胸があけっぴろげで気恥ずかしくて、気が付かないうちに隠そうとしてかがんだ姿勢で授乳する人は多いですが、逆にリクライニングチェアにふんぞり返ったような姿勢か、ママが仰向けに寝っ転がった姿勢で授乳するほうが赤ちゃんにとってはむせにくいです。
ぜひ試してみてください。
母乳の量が多すぎる場合は食生活に気をつけてみる
母乳がたくさんでることは良いことですが、まだ赤ちゃんが小さくてたくさん飲めないうちは母乳に良いとされる食品や、水分を気持ち減らしてみると気休めですが量がコントロールできます。
授乳前に搾乳するのは賛否あり
おっぱいに母乳が溜まっていると勢い良く出すぎてしまうので、授乳前に軽く搾乳してからあげる、という人もいて、それはそれで効果がありますが、搾乳することでママの体が必要以上の量の母乳が必要なんだ!と勘違いして作りすぎてしまうので、やらないようにしている、という人もいます。
わたしの考えでは、赤ちゃんが大きくなるとどっちみち今よりもたくさん飲むようになるので、今くらいの年齢(1ヶ月)だったら軽く搾乳してから授乳しても良いと思ってます。これが3ヶ月~4ヶ月とかになってきたら、飲む量も決まってくるので、授乳のたびに搾乳すると母乳の量もすごいことになりそう。
赤ちゃんが母乳でむせるだけでなく吐くときはどうしたら良い?
赤ちゃんが母乳を飲んで吐くことはよくあることですが、風邪を引いている訳ではないのに母乳を吐くときは、飲ませ方に問題があることもたまーにあります。
もし母乳を飲むときにちゅぱちゅぱ音を立てて飲んでいるようでしたら、乳首がうまく咥えられてなくて空気もたくさん飲み込んでしまっていて、吐きやすくなってしまうます。対策としては、乳首をまっすぐ深く咥えるようにしてあげましょう。
母乳を飲むたびにたくさん吐くと栄養が足りているのか心配になりますが、身長と体重が徐々に増えていっているなら心配しなくても大丈夫ですが、体重が増えていないようでしたら病院で相談してみましょう。吐きやすい体質で、体に溜まってしまっているガスを出すのに浣腸すると改善する場合もあるので、お医者さんのアドバイスをもらいましょう。