みんな大好きオムライス!作りたてはもちろん、冷めても美味しいし、腹持ちもするのでお弁当にも人気のオムライスですが、朝はお弁当を作る時間がもったいないから、できれば前日作って持っていくだけにしたい、という、わたしみたいな人は多いのではないでしょうか?
気になるのは、卵を使ってあること。卵料理は日持ちしない印象がありませんか?オムライスをお弁当に持っていきたい場合、どういうタイミングでどこまで用意すれば、当日の朝の作業を減らせるのか、わたしの体験談を紹介します。
オムライスはどれくらい日持ちするの?
まず、ケチャップライスの日持ちについて紹介します。
卵で包む前のケチャップライス自体は、冷蔵庫で保存すれば2~3日、冷凍庫に入れる場合、保存状態にも寄りますが、だいたいひと月は日持ちさせることができます。
問題はたまご。たまごの賞味期限は、調理の下限で大幅に変わってきます。予想どおりというか、完全に火を通したものほど長持ちで、とろとろで美味しい半熟卵の賞味期限はびっくりするくらい短いです。
具体的には、しっかり火を通した卵を冷蔵庫で保存した場合は1日強大丈夫ですが、ふわふわの半熟卵は冷蔵庫で保存する場合でも作った当日に食べてしまいたいところです。
オムライスをお弁当用に前日作り置きしても大丈夫?
ですので、お弁当用のオムライスも、卵に完全に火を通したものを冷蔵庫で保存さえすれば、前日作っても大丈夫です。
わたしがお弁当にオムライスを持っていくときも、前の日の夜にすべてお弁当箱に詰めてしまい、翌朝まで冷蔵庫で保存→職場に持っていって冷蔵庫で保存→食べるときにレンジでチンして食べています。
仕事が忙しい時期だったり、ズボラ度が増しているときには、オムライスを作るときに大量のケチャップライスをまとめて作り、レンジOKのタッパ(お弁当箱ですらないです)に小分けに冷凍庫で保存。
お弁当にしたい前日に卵を焼いて、凍ったままのケチャップライスの上に乗せて、冷蔵庫で解凍したものを持っていきます。タッパのままです!
タッパはちょっと恥ずかしい…という場合には、お弁当箱の大きさに合わせてケチャップライスを冷凍しておけば、凍ったままスルッとお弁当箱に入れることができますよ!
それでも半熟卵のほうが美味しいので、半熟卵のオムライスを持っていきたい!という場合には、「季節」「卵を焼くタイミング」「通勤にかかる時間」「職場の冷蔵庫の有無」がポイントです。
オムライスをお弁当に入れるときに注意することは?
前日すべて準備を済ませて、朝持っていくだけのお弁当は手軽で癖になりますが、欠点もあります。ご飯物を冷蔵庫で保存すると、パサパサになって悲しいオムライスになってしまうことです。
職場に電子レンジが合って、食べる直前にレンジでチンできれば温かくしっとりした状態に戻るので良いのですが、子どもが学校に持っていくお弁当、残念ながらレンジでチンさせてもらえないですよね~!
食べる直前にレンジでチンできない場合には、朝、冷蔵庫から出してお弁当箱を包むまえに、一度レンジでチンすれば元通りになります。
ただ、熱いまま蓋をすると細菌が繁殖しやすくなってしまうので、蓋をする前にしっかり冷ましてから蓋をしましょうね。