
春。新年度も始まりワクワクする季節ではありますが、毎年私たちを悩ませるもの。そう、花粉で目が痒くて眠れないということ、ありますよね。
花粉で目が痒くて眠れないときには、いくつかの対処法があります。目が痒くて眠れなくて、毎日寝不足でつらい!なんてことになる前に、辛いこの季節、どのように対応をしていけば良いのかをまとめてみました。
目次
花粉で目がかゆくて眠れないときの対処法は?
まずやっておきたいのは、事前に病院に行き、自分にあった薬を出しておいて貰うこと。花粉症の薬は数多くあるので、症状の酷さや体質に合わせて処方してもらいましょう。
効能の強さ順に、商品名は以下の通りです。
【効能強い】
- ザイザル
- アレロック
- デザレックス
- ビラノア
【効能中間】
- ジルテック
- タリオン
- エバステル
- アレジオン
【効能弱い】
- アレグラ
- クラリチン
下に行けば行くほど効能が弱くなっていきます。お馴染み『アレグラ』や『アレジオン』等もありますね。
花粉症の度合いは人それぞれですので、どの薬が合うのかはお医者様に判断して頂くようにして下さい。専用の目薬も処方して貰えれば、あれだけ目が痒くて眠れなかったのが嘘のように解消すると思います。
一般的に、薬局などに売っている目薬は、いわゆる『防腐剤』が入っていることが多く、逆に目が痒くなってしまう場合等があります。自己判断せず、耳鼻科に相談するのが一番です。
花粉で目が痒いときは冷やす?温める?
痒くて掻いてしまうよりは、目を冷やすもしくは温めるほうが良いのではないか?気休めになるんじゃないか?と考えたりしますよね。
結論から言うと、目を冷やしたり、温めたりしても、根本から花粉症の原因を根絶しなければ根本的な問題解決になるとはいえません。ですが、目の痒みは、花粉で刺激された神経を通じて起こるものでもあるため、目を冷やすもしくは温めることは一時的に痒みを緩和させることに繋がります。
それでは、どのようにそれを行っていけば良いのでしょうか。
まず、目と鼻を水洗いした後に、綺麗なタオルを用意します。それに、自分に適した温度の水もしくはお湯をつけ、よく絞り、10分ほど目の上に置きます。これだけでリラックス出来るとは思うのですが、お気に入りの音楽を流しながら、もしくは、アロマやお香をたきながら行うと、より神経が和らぎ、効果がありますよ!
花粉を目から水洗いするのは?
水洗いや鼻うがいをするのはかなり効果的です。ポイントは、目だけ洗い流すのではなく、鼻や口も合わせて洗い流すということ。
うがいをするのはもちろんだと思うのですが、鼻に水を入れるのは痛いし怖い…。そんな風にお悩みの場合、是非インターネットや薬局で『鼻うがい器』を買ってみてください。水を吸い込むわけではないので、鼻にくるツーンとした痛みはありません。
この鼻うがいを通じて、目の痒みだけではなく、鼻詰まりや鼻炎等まで治った!という方が大勢いらっしゃいます。ちなみに、筆者もそのうちの一人です。
花粉の痒みを和らげつつ、自分に合った薬さがしをしましょう
目を冷やしたり温めたり、水洗いや鼻うがいをするのは、痒みは緩和されますが、残念ながら一時的な効果しかありません。
そのため、冒頭で述べたように、まずは耳鼻科に行き、自分に合った飲み薬や目薬を出して貰うことが何より重要と言えるでしょう。花粉症の目の痒みの悩みが解消されることを祈っています。