明日は待ちに待った子どもの運動会、楽しい反面「お弁当づくり」が頭を悩ませることがあります。パパとママお子さん2人の4人家族の場合、気になるのはどのくらいの時間を想定しておけばよいのかということ。
前もってお弁当づくりの時間を把握しておくと、当日はもちろん前日の夜もスムーズに動くことができます。計画的に時間をつかえるようになるため、当日も元気に応援に励めますよ。
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運動会のお弁当四人分に何時間かかる?
4人分のお弁当をせっせと作る場合、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。お弁当は作りたてホヤホヤの食材を詰めると、腐って食中毒が起こるリスクがあります。「お弁当をつくる+おかずを冷ます」時間を逆算すると、すべて作ろうとするなら朝の4時台には起きていたいもの。
おかずの内容や冷凍食品をどのくらい使うかにもよりますが、平均して1時間半から2時間程度の作業時間が必要になります。あわせておかずを冷ます時間が、最低でも1時間ほどかかるため計2時間半から3時間はかかる計算に…。
運動会は学校によって異なるものの、朝8時30分くらいにスタートするところが多くなっています。この時間にあわせようとすると、朝7時~7時30分くらいにはおかずを作り終えていることが理想です。
運動会の弁当用に作り置きできるおかずは?
そうはいっても、運動会当日すべてのおかずを作るのは大変なもの。うっかり目覚まし時計のベルが鳴らなかったことを想定して、前日に作り置きできるものは作っておくことが重要です。
前日に作り置きしておきたいおかずは「朝作ると大変なもの」「味が染み込むと、より美味しく感じられるもの」「汁気のないもの」がぴったりです。たとえばキッシュ・ミニハンバーグ・チキンの煮込み・野菜のナムル・ピクルス・竜田揚げ・から揚げ・ジャーマンポテトなどがあります。
夕食を作ったあとにまとめて作り置きし、粗熱を取って清潔なパックに入れて冷蔵保存しておきます。運動会当日の朝は、冷たいおかずをそのままお弁当箱に詰めれば良いため簡単です。
運動会のお弁当は前日どこまでやっておくべき?
運動会当日に向けて、前の日には下ごしらえもしておきましょう。下準備をおこなっておくと、当日は「焼くだけ・揚げるだけ・炒めるだけ」などワンステップのみになります。一気に時間が短縮されるため、気持ちに余裕がもてるようになります。
- エビフライの衣をつけておく
- ジャガイモをつぶしまるめ、コロッケのベースを作っておく
- アスパラにベーコンを巻いておく
- ミートボールの材料をあわせておく
- ソーセージをタコの形に切っておく
エビフライやコロッケなどはあらかじめ行程を済ませておき、揚げるだけの最終形にしておくとラクです。ハンバーグやミートボールのタネは、野菜とお肉をあわせてこねておくと、当日は丸めて揚げたり焼いたりするだけでおかずになります。
お弁当の下準備が終わったら、小分けにパックにいれて冷蔵庫に入れておきます。料理の基礎ができているため、当日は焦らずに準備に取り掛かれます。
冷凍食品も上手に取り入れて楽しい運動会を
お子さんの運動会、お弁当が唯一のネック…と憂うつになっているママも多いのではないでしょうか。あくまで運動会はお子さんが主役。お弁当を作ることにくたびれ過ぎて、運動会当日ウトウト居眠りしてしまうようでは元も子もありません。
いまは良い冷凍食品もたくさん出まわっているため、すべて手作りで頑張ろうと力まないことも運動会弁当を楽しむコツ。下準備や下ごしらえをパパッと終わらせておけば、当日ゆったりした気持ちで応援できます。
お子さんが小さいときだけの特権、運動会。ぜひあなたらしく楽しんでみてくださいね。