ハロウィンといったらかぼちゃです。社交的でないのでパーティなどに行きたくなく、仮装する機会のないわたしにとって、ハロウィンかぼちゃ、ジャックオーランタンは、自宅でもハロウィン気分を味わえる素敵グッズです。
自己満足用なのでプラスチック製のおもちゃを飾るだけでも十分ですが、本物のかぼちゃで作るジャックオーランタンはやっぱり違う!
もともと工作などは好きな方だったので、近所でハロウィン用のかぼちゃが売っていたこともあり、今年はカービングをやってみることにしました。
このページでは、初めてでもそれっぽいジャックオーランタンが作れる、かぼちゃのくりぬき方を紹介します。
ハロウィンかぼちゃのくりぬき方
1) かぼちゃランタン作りは、かぼちゃ選びから始まります。
ポイントは、それなりに大きさがあり、丸くて新鮮なものを選ぶこと!小さいほうが簡単そうに見えますが作業が細かく繊細になるので、大きい物を豪快にくり抜くほうがきれいなものが作りやすいです。
かぼちゃの形によって仕上がりのデザインも違って見えるので、作りたいデザインが決まっている人は特に注意です。
かぼちゃのデザインについては「ハロウィンかぼちゃの顔のカービングアイディアが知りたい!お洒落なアート図案も紹介!」で紹介しています。
ちなみに、こちらがわたしの購入したかぼちゃです。
2) まず、かぼちゃの頭部を切り落とします。(ギザギザしたのこぎりのような刃のほうが作業しやすいです。)
中身をくり抜きやすいよう、十分な大きさを確保しましょう。最低でも自分の手が入る大きさは必要ですよー。
中にキャンドルを入れる場合は、火事にならないよう頭部に穴を開けますが、代わりにLEDライトなどを入れる場合には、底に穴を開けて頭部を残したデザインもOKです。
3) 穴を開けた頭部から、手とスプーンを使って種とわたを掻きだします。
かぼちゃの身も同時にくり抜いていきましょう。厚さが2,5センチから3センチくらいになるまで薄くできると、顔をくり抜くのが楽になります。
ハロウィン用のかぼちゃは普通のカボチャに比べて中身がスカスカで柔らかいので、スプーンでも楽々作業できます。
4) かぼちゃの顔をくり抜くのに印をつけます。
ペンで直接書き込んでも良いし、ナイフの先など尖ったもので印をつけても良いです。
デザインに自信がない人は、ネットで顔のパターンを印刷したものをかぼちゃに貼り付け、それに沿ってアイスピックなどで印を付けていくと安心です。
5) 顔をくり抜いていきます。
ナイフを(4)で書いたくり抜きたい線の上に差し込み、ラインに沿ってくり抜きます。(2)同様、ギザギザしたのこぎり刃のナイフがおすすめです。くりぬき過ぎには要注意です!
曲線よりも直線のほうが簡単なので、なれないうちは丸を三角にするなど簡単にする工夫をすると失敗しませんよ。
6) くり抜きが完了しました!
かぼちゃは放っておくと茶色くなってくるので、きれいな状態を長持ちさせるために、身が露出している部分にワセリン、水で薄めた漂白剤、レモン汁などを塗るか、漂白剤を入れた水に丸っと約1日漬け込みましょう。
7) ろうそくやLEDライトなどを中に仕込んで完成です!
ハロウィンかぼちゃをくり抜いた中身は食べれるの?
くり抜くときに大量に出てきた種や中身ですが、食べても問題はありません。ただ、ハロウィン用に特別に作られたかぼちゃは水っぽかったり味が薄かったりするので、特別美味しくはないそうです。(わたしは食べなかった。)くり抜いて見るとわかりまずが、身も少なくて不味そうです。
ハロウィン終了後に残ったかぼちゃは、新鮮でないので食べないでくださいね。
ハロウィンかぼちゃはどれくらい日持ちする?
気候にもよりますが、どんなに手を尽くしても、くり抜いたかぼちゃは残念ながら長持ちせず、3-5日で目に見えて腐り始めます。くり抜いた内側から、ポツポツとカビが発生してしまうんです。
少しでも長持ちさせたい場合、くり抜いたかぼちゃを丸ごと水で埋めた漂白剤に一晩漬け込むと、もう少し長く楽しめますよ!