結婚して初めての年賀状。結婚式の写真を使って二人で連名で出すのを楽しみにされている人も少なくないと思われます。
しかし、自分たちではどうにもならないのが喪中のタイミング。ギリギリまで年賀状を出すつもりで、結婚報告やお礼もしていないと特に焦りますよね。
結婚式の写真を使った年賀状を出せるのは今年限りだし、喪中だけれど年賀状を出したら駄目なんでしょうか?駄目なら、結婚報告などはどうするべき?このページでは、そんな疑問に答えます。
結婚式の年賀状は喪中でも出しても良い?
残念ながら、結婚報告を兼ねて出す結婚後初めての年賀状でも、喪中なのに無理やり出すのは常識知らずだと、悪い印象を持たれてしまうことが多いです。
ただ、喪中の範囲も家族や地域によって違うので、亡くなられたのが祖父母や伯父伯母である場合には、両親(義両親)に自分たちも喪中に当たるか、自分たちは年賀状を出しても良いのかを相談してみましょう。意外と気にせずに出しなさい、といわれることもありますよ。
喪中の親族に年賀状を出さないことだけは気をつけましょうね。
喪中の結婚式報告は寒中見舞いでするべき?
1月中旬から立春のあいだ、寒い時期に相手の体調を気遣ったり、喪中で年賀状を出せない代わりの挨拶として出す寒中見舞いでの結婚報告のほうが、喪中なのに年賀状を出すより現実的です。
ただし、喪中であることを考慮し、○月に結婚しました、と書き添える程度に留めるか、どうしても結婚式の写真を使いたい場合には、シンプルな内容になるよう心がけましょう。派手なデザインになるのはNGです。
しっかりと結婚式の写真を送りたい場合は、お手紙にて近状報告と結婚報告、出席してくれた人へのお礼が遅れたお詫びと一緒に郵送するのが良いと思います。
これなら出すタイミングを気にせず準備ができ次第発送できるし、手紙のやり取りが少なくなった近年、それこそ礼儀として続けている年賀状で送るよりも親しみを感じるし喜ばれますよ。