ここ数年で一気に全国区となった、節分の日に食べる恵方巻き。近所のスーパーやコンビニで買うだけなら安いし手間もかからないから、せっかくの縁起物なので家族でやってみたい!
黙って食べるとか、願い事をするとか聞くけど、詳しいルールが分からない!恵方巻きはいつ、どうやって食べるのが正しいのでしょう?
このページでは、恵方巻きを初めて食べる家族にうまく説明できるよう、簡単で楽しいところを抑えたルールをまとめて紹介します。
恵方巻きは太巻きじゃないと駄目なの?
太巻きを食べるとしている地域が多いようですが、昔から細巻きや手巻き寿司を食べる地域もあるので、必ずしも太巻きでなければならないわけではありません。
よく知られている具材は七福神にちなんで7種類で、かんぴょう、しいたけ、卵焼き、でんぶ、きゅうり、高野豆腐、うなぎを巻くので、全部入れようと思うと細く作るのは中々難しい、というのも太巻きが一般的な理由かもしれません。
最近ではパンで具材を巻くサンドイッチ風の恵方巻きや、恵方巻きロールケーキなども販売されているので、筒型ならなんでもOKとしている人も多いです。家族みんなが食べやすい具材で食べるのが、毎年続ける秘訣ですね。
恵方巻きは黙って食べれると願い事が叶うっているけど、正しい食べ方は?
恵方巻きを食べるのは節分の日の夜。その年の恵方(祭神様の御在所)の方角に体ごと向いて、願い事を思い浮かべながら無言で恵方巻きを丸かじりします。ちなみに2016年の方角は丙(ひのえ)南南東やや右、です。
お願い事をしているあいだは黙って食べますが、願い事をし終わったら後は普通に話しながら食べてOKです。ただし、願い事は他言しないように!心の中にしまっておきましょう。
恵方巻きは丸々一本1人で食べる必要もなく、とくに子供はあんまり多いと食べきれないので短く切って出してあげましょう。
恵方巻きを食べるときの願い事の数はいくつまでしていいの?
お願いごとはいくつまで、という決まりは特にないので、かぶりついて食べられているあいだはいくつお願いをしても大丈夫ですが、あんまり欲張ると一番叶って欲しい願い事が叶わなくなる気もします。欲張り過ぎはよくないですよー。
わたしは毎年ひとつだけ、と決めていて、かじっている間は目を瞑って真剣に3回願います。(注:これは我流です)願い事が現実的なこともありましたが、(宝くじ1億円当たりますように、とか願ってないです)ありがたいことに今のところ全て叶っています。